EVERGREEN - エバーグリーン

植物図鑑

カリガネソウ

カリガネソウ属 カリガネソウ
学名: Tripora divaricata

〔基本情報〕
低山の林縁でみられる高さ1mほどになる多年草。
茎には4稜があり、上部で枝分かれし、下部は木質化します。
葉は対生する単葉で、長さ5~13cm、幅2.5~8cmの広卵形となります。
葉の縁には鋸歯があります。
葉柄は長さ0.5~4cmです。
茎先や葉腋に出る集散花序に、まばらに花をつけます。
花は青紫色の2唇形で、3裂した下唇の中央裂片が特に大きくなります。
雄しべと花柱が花の上に突き出て、カーブします。
果実は分果です。

〔利用〕
葉を薬用とします。

〔栽培〕
増殖は実生、株分け、挿芽によります。
日向~半日陰で水はけのよい土壌を好みます。
強い西日が当たる場所や乾燥する場所は避けるようにします。
環境が合えばよく育ち、増えます。
病虫害は特にありません。

〔備考〕
花の形を飛ぶ雁に例えた名です。

名前
カリガネソウ(雁草、雁金草)、ホカケソウ(帆掛草)
生活型
多年草
常緑・落葉
広葉・針葉
生活様式
地生
良く似た植物
植え付け(または播種)季節
3月、4月、5月
花咲く季節
8月、9月
実のなる季節
葉の鑑賞期間
分布または原産地
日本(北海道~九州)、朝鮮、中国
形状
分枝
草丈・樹高
1000mm
葉の形
単葉(不分裂葉)
葉の生え方
対生
縁の形
鋸歯
葉の特記事項
花のつき方
集散花序
花弁の数
花の色
花径
花序の長さ
実の色
葉の色
種苗の入手難易度
種苗の入手形態
苗の流通時期
繁殖方法
種、株分け、挿芽
日照条件
日向、半日陰
水分の必要性
普通、湿潤
土の必要性
必要
土壌酸度
耐候性
耐寒性
用途適性
公園・庭園
ハーディネスゾーン
病害
虫害
香り
味覚
食用
毒性
有用
薬用
二十四節気、七十二候
物日の関わり
日本のお祭り
動物との関わり
文化との関わり
花言葉
指定植物
農林水産省品種登録番号
農林水産省品種登録品種名称
日本花き取引コード
44912
検索サイトの検索キー
コメント
エバーグリーンポストでの記事

「 カリガネソウ 」の投稿写真