植物図鑑
シロバナモウズイカ
モウズイカ属
シロバナモウズイカ
学名:
Verbascum blattaria f. erubescens
〔基本情報〕
高さ1.2mになる二年草。
茎は中ほどでまばらに枝分かれします。
葉には根出葉と茎葉があり、根出葉は楕円形で、縁にまるい鋸歯または歯牙があり、開花時にも残ります。
茎につく葉は互生する単葉で、基部がやや茎を抱きます。
茎先に総状花序を出し、径3cmの花をまばらにつけます。
花冠は5裂し、白色です。
雄しべは5本あり、うち3本は短く、花糸には紫色の毛がはえます。
果実は扁球形の蒴果です。
〔来歴〕
明治時代に導入され、各地で帰化しています。
〔栽培〕
増殖は実生によります。
直根性で移植を嫌うので、植える場所に直播するか、ポリポットに播いて定植します。
日当たりと風通し、水はけのよい場所を好みます。
水やりは夏に晴天が続いてひどく乾燥しないかぎりは降雨にまかせます。
施肥は元肥を十分に施せば特に必要ありません。
病虫害としては立枯病、メイガがあります。
〔備考〕
種子の発芽寿命が非常に長く、100年以上も発芽能力を保つものもあるとされます。
名前
シロバナモウズイカ(白花毛蕊花)、エサシソウ(江差草)
生活型
二年草
常緑・落葉
広葉・針葉
生活様式
地生
良く似た植物
植え付け(または播種)季節
3月、4月、5月、9月、10月
花咲く季節
8月、9月
実のなる季節
葉の鑑賞期間
分布または原産地
ヨーロッパ、北アフリカ、西アジア
形状
草丈・樹高
1200mm
葉の形
単葉(不分裂葉)
葉の生え方
互生、根生
縁の形
鋸歯、歯牙
葉の特記事項
花のつき方
総状花序
花弁の数
花の色
白
花径
30
花序の長さ
実の色
葉の色
緑
種苗の入手難易度
低
種苗の入手形態
種子、苗
苗の流通時期
繁殖方法
種
日照条件
日向
水分の必要性
普通
土の必要性
必要
土壌酸度
耐候性
用途適性
鉢植、花壇、公園・庭園
ハーディネスゾーン
病害
立枯病
虫害
メイガ
香り
味覚
食用
毒性
有用
二十四節気、七十二候
物日の関わり
日本のお祭り
動物との関わり
文化との関わり
花言葉
諺
指定植物
農林水産省品種登録番号
農林水産省品種登録品種名称
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