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植物図鑑

キバナトウワタ

トウワタ属 キバナトウワタ
学名: Asclepias curassavica f. flaviflora

〔基本情報〕
高さ0.3~2mになる常緑多年草または亜低木ですが、寒さに弱いため日本では一年草として扱われます。
茎や葉を傷つけると乳白色の汁が出ます。
茎には粗い毛がはえます。
葉は対生する単葉で、長さ5~10cmの長楕円状披針形、全縁です。
茎先や葉腋に散形状の集散花序を出し、黄色~オレンジ色の花を10~20個つけます。
花冠は5裂して、著しく反り返り、針状の突起がある黄色い副花冠をもちます。
果実は長さ5~10cmで紡錘形の袋果で、熟すと長い絹毛をもつ種子を多数出します。

〔利用〕
有毒植物ですが花や葉、根を薬用とします。

〔栽培〕
増殖は実生、挿芽によります。
発芽適温は20~25℃と高いです。
鉢植えにして冬は暖かい室内に取り込めば多年草として栽培できます。
日当たりと水はけがよい肥沃な場所を好みます。
水やりは鉢植えの場合は土の表面が乾いたらたっぷりと与え、地植えの場合は降雨にまかせます。
過湿には弱いので水のやりすぎには注意が必要です。
冬越しさせる場合、冬期は乾燥気味に管理します。
肥料は地植えの場合は特に必要なく、鉢植えの場合は春~秋まで緩効性化成肥料を定期的に施します。
草丈が高くなるので倒れないように支柱を立てます。
病虫害としてはハダニ、アブラムシがあります。

名前
キバナトウワタ、tropical milkweed
生活型
多年草、亜低木
常緑・落葉
常緑
広葉・針葉
生活様式
地生
良く似た植物
植え付け(または播種)季節
4月、5月、6月、7月
花咲く季節
4月、5月、6月、7月、8月、9月
実のなる季節
葉の鑑賞期間
分布または原産地
熱帯アメリカ
形状
草丈・樹高
300〜2000mm
葉の形
単葉(不分裂葉)
葉の生え方
対生
縁の形
全縁
葉の特記事項
花のつき方
集散花序
花弁の数
花の色
橙、黄
花径
花序の長さ
実の色
葉の色
種苗の入手難易度
種苗の入手形態
種子、苗
苗の流通時期
繁殖方法
種、挿芽
日照条件
日向
水分の必要性
乾燥、普通
土の必要性
必要
土壌酸度
耐候性
耐暑性、非耐寒性
用途適性
鉢植、花壇、公園・庭園、コンテナ
ハーディネスゾーン
病害
虫害
ハダニ、アブラムシ
香り
味覚
食用
毒性
有用
薬用
二十四節気、七十二候
物日の関わり
日本のお祭り
動物との関わり
文化との関わり
花言葉
指定植物
農林水産省品種登録番号
農林水産省品種登録品種名称
日本花き取引コード
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