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植物図鑑

ドウカンソウ

ドウカンソウ属 ドウカンソウ
学名: Vaccaria hispanica

〔基本情報〕
高さ30~60cmになる一年草または越年草。
全体に無毛で、青灰色を帯びます。
茎は上部で枝分かれします。
葉は対生する単葉で、長さ2~8cmの広卵形~披針形となり、全縁、葉柄はありません。
花は径1.5cmの5弁花で、紅紫色~白色です。
雄しべは10本です。
萼筒は長さ1.5cmほどで下部がふくれる円筒形となり、翼状に張り出す5稜があります。
果実は卵形の蒴果で、萼筒に包まれます。

〔来歴〕
江戸時代に観賞用に導入されました。

〔利用〕
種子を薬用とします。

〔栽培〕
増殖は実生によります。
日当たりと水はけのよい場所を好みます。
高温多湿に弱いので、密植にならないよう注意します。
水やりは過湿にならないよう注意し、土の表面が乾いたらたっぷりと与えます。
施肥は与えすぎると間延びして倒れやすくなるので、元肥を施せば特に必要ありません。
草丈が高くなると倒れやすくなるので支柱を立てるとよいです。
病虫害は特にありません。

〔備考〕
江戸時代に江戸郊外の道灌山にあった薬草園で栽培していたことによる名とされます。

名前
ドウカンソウ(道灌草)、cowherb、cowcockle、cow basil、cow soapwort、prairie carnation
生活型
一年草、越年草
常緑・落葉
広葉・針葉
生活様式
地生
良く似た植物
植え付け(または播種)季節
9月、10月
花咲く季節
5月、6月、7月
実のなる季節
葉の鑑賞期間
分布または原産地
ユーラシア
形状
草丈・樹高
300〜600mm
葉の形
単葉(不分裂葉)
葉の生え方
対生
縁の形
全縁
葉の特記事項
花のつき方
岐散花序(二出集散花序)
花弁の数
5
花の色
紫、桃、白
花径
15
花序の長さ
実の色
葉の色
種苗の入手難易度
種苗の入手形態
種子
苗の流通時期
繁殖方法
日照条件
日向
水分の必要性
普通
土の必要性
必要
土壌酸度
耐候性
耐寒性
用途適性
花壇、切花、公園・庭園
ハーディネスゾーン
病害
虫害
香り
味覚
食用
毒性
有用
薬用
二十四節気、七十二候
物日の関わり
日本のお祭り
動物との関わり
文化との関わり
花言葉
指定植物
農林水産省品種登録番号
農林水産省品種登録品種名称
日本花き取引コード
71163
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