植物図鑑
ハクチョウソウ
ヤマモモソウ属
ハクチョウソウ
学名:
Gaura lindheimeri
〔基本情報〕
高さ50~100cmになる多年草。
全体にやわらかい毛がはえ、茎は枝分かれします。
葉には根出葉と茎葉があります。
茎につく葉は互生する単葉で、長さ1~9cm、幅0.1~1cmほどの披針形となり、縁には歯牙状の鋸歯があります。
茎先または葉腋に長さ10~80cmの穂状または総状花序を出します。
花は径2~3cmの4弁花で左右相称、はじめ白色ですが咲き進むにつれピンク色を帯びます。
雄しべは8個で長く、葯は赤色です。
雌しべは1個で雄しべより長く、先が4裂します。
一つの花は1日花ですが、霜が降りる頃まで次々に開花します。
果実は木質の蒴果です。
〔栽培〕
増殖は株分け、挿芽、実生によります。
こぼれダネでもよく増えます。
日当たりと水はけ、風通しのよい場所を好みます。
水やりは鉢植えの場合は土の表面が乾いたらたっぷりと与え、地植えの場合は降雨にまかせます。
施肥は地植えの場合は特に必要ありませんが、鉢植えでは生育期間中に月1回緩効性化成肥料を置き肥します。
病虫害としては灰色かび病があります。
〔備考〕
花の形を蝶に例えた名です。
名前
ハクチョウソウ(白蝶草)、ヤマモモソウ(山桃草)、Lindheimer's beeblossom、white gaura、pink gaura、Lindheimer's clockweed
生活型
多年草
常緑・落葉
広葉・針葉
生活様式
地生
良く似た植物
植え付け(または播種)季節
4月、5月
花咲く季節
5月、6月、7月、8月、9月、10月、11月
実のなる季節
葉の鑑賞期間
分布または原産地
アメリカ合衆国(テキサス、ルイジアナ)
形状
草丈・樹高
500〜1000mm
葉の形
単葉(不分裂葉)
葉の生え方
互生、根生
縁の形
鋸歯、歯牙
葉の特記事項
花のつき方
総状花序、穂状花序
花弁の数
4
花の色
桃、白
花径
20〜30
花序の長さ
100〜800
実の色
葉の色
緑
種苗の入手難易度
低
種苗の入手形態
種子、苗
苗の流通時期
繁殖方法
種、株分け、挿芽
日照条件
日向
水分の必要性
普通
土の必要性
必要
土壌酸度
耐候性
耐寒性、耐暑性
用途適性
グラウンドカバー、鉢植、花壇、公園・庭園、屋上緑化、コンテナ
ハーディネスゾーン
5a〜9b
病害
灰色かび病
虫害
香り
味覚
食用
毒性
有用
二十四節気、七十二候
物日の関わり
日本のお祭り
動物との関わり
文化との関わり
花言葉
諺
指定植物
農林水産省品種登録番号
農林水産省品種登録品種名称
日本花き取引コード
15492
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