モモ、サクラ、モクレン、ユキヤナギ、チューリップ、ヒヤシンス……。さまざまな花の便りが聞かれる季節となってきました。
さて、みなさんは子どもの頃、花で遊んだ記憶はありませんか?
「せっかく咲いた花で遊ぶなど、不届き千万!」と叱られそうではありますが、私が“ある花”に親しむきっかけになったのは、まさに“遊び”だったのです。
その花の名は、わが家の庭に咲いていた「レンギョウ」です。
レンギョウの花を飛ばすと、プロペラが回るようにクルクル回って落ちるのが子ども心にとてもきれいで、いくつも飛ばしていたことを今も鮮明に覚えています。
レンギョウの原産は中国から日本。モクセイ科レンギョウ属で繁殖力が旺盛。花の時期は3月から4月で、黄色い4弁の花が密に咲きます。樹高は1〜3mほどで、現在、日本で見かける主なレンギョウは、半つる性で横に伸びるタイプのチョウセンレンギョウと、直立性のシナレンギョウといわれています。また、レンギョウの実は漢方薬として用いられているのですが、このことは知りませんでした。
レンギョウの花の時期は、サクラの開花時期と同じ頃です。場所によっては一緒に楽しむこともできそうです。いくつかレンギョウの花を楽しめる場所をご紹介します。機会があれば、ぜひ足を伸ばしてみてはいかがでしょうか。
- レンギョウの花言葉:「期待」「希望」「集中力」
エバーグリーン編集部オススメサイト
- 日当たりと風通しが良ければ、意外と簡単
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- レンギョウを楽しむ、おすすめの場所
(エバーグリーン編集部 愛垣)
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