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2022年1月30日

[セラギネラ]愛しのモフモフ|イワヒバ科イワヒバ属|エバーグリーン

寒いとケモノが恋しくなりませんか?

ケモノ? そうです「毛物」です。毛がモフモフの毛物。フワッとしててモフッとしてて、顔を埋めたらファーーー。なにここ天国なの、コレだよコレ! ファーーーってなるときの毛物です。猫が飼いたい、犬も捨てがたい……いや動物を飼うのはハードルが高い。せめて植物でモフっとしたのはいないのか。お客様のなかにモフモフさんはいらっしゃいませんか???? それがいるんだな、植物界にも。ファー素材の可愛いヤツが。

いらっしゃいませ。魅惑のモフモフへようこそ! 葉先をしっかり見ると、コケではなくシダの葉です

いらっしゃいませ。魅惑のモフモフへようこそ! 葉先をしっかり見ると、コケではなくシダの葉です

 

セラギネラはイワヒバ科の多年草。クッションモスという別名もありコケと間違われやすいですが、実はシダの仲間です。セラギネラという名前で主に流通するのはアフリカ原産のクラウシアナという品種で、コンパクトな草丈のままアフロヘアーが伸びるように生長します。園芸店では冬場になると観葉植物として店頭を飾り、見た目の愛らしさと小さいために比較的安価であることから購入される方が多いようです。

冬に購入して、春先までは調子が良いのですが問題は日本の夏です。空中湿度が高いのは好むのに、蒸れに弱いセラギネラは一気に萎えて枯死することが多いのです。これは観葉植物のなかでも小型なので寄せ植えの足元の彩り使いやすいという性質が夏には悪影響なのと、クッションモスという別名で苔と間違われるために、しっかり葉先から水を与えねばと思われがちだからでしょう。

鉢の深さを調節して蒸れを防ぐのも効果的

鉢の深さを調節して蒸れを防ぐのも効果的

 

蒸れを防ぐためには、風通しの良い場所で管理することと、寄せ植えに使うならば植え込むときにポットから出さずに寄せ植えにして、夏が来るタイミングでセラギネラだけをはずしてやるのも良いでしょう。また、水はけの良い用土を使うことも大切です。水切れには注意が必要なので、葉水をしっかり与えながら根が蒸れないように完了すれば夏場を乗り越えてモフモフを維持させることができます。また多くの肥料は求めませんので、厳しく痩せぎみに管理してください。

モフモフは正義。寒い心を癒すためにレッツ、モフモフ!

 

宮内元子


いらっしゃいませ。魅惑のモフモフへようこそ! 葉先をしっかり見ると、コケではなくシダの葉です