山梨県笛吹市の南にある「釈迦ヶ岳」の紅葉を紹介します。
山頂直下や「御坂黒岳(みさかくろだけ)」に至る稜線沿いの紅葉・黄葉が素晴らしいです。 カエデの種類は少ないですが、針葉樹の緑やカラマツ、ダンコウバイなどの黄色とのコントラストが見事です。
釈迦ヶ岳とその周辺の紅葉は、10月下旬から11月上旬の2〜3週間が見ごろです。
山頂からは、南から富士山~南アルプス連峰~八ヶ岳~奥秩父連山~大菩薩嶺と山塊~三ツ峠山と、正に360度見渡すことができます。そして、その真ん中に甲府盆地が鎮座しています。冬から春先の空気の澄んだ季節には、南アルプス連峰と八ヶ岳の間の向こうに槍・穗高連峰をハッキリと見ることができます。
雄大な山々の景色に加え、稜線沿いや山頂下から麓まで続く斜面全体の紅葉・黄葉が広がっています。この釈迦ヶ岳も私が紅葉時期には毎年欠かさず訪れるスポットの一つになっています。
道路の凍結前であればかなり高い所まで車で行けますので、カラマツの黄葉やそのほかの紅葉・黄葉が十二分に楽しめます。
(山梨市森林セラピー推進協議会 森林セラピスト / 四十物治夫(あいものはるお))