サンサンと太陽、トマトの季節やー!
今年は梅雨が長かった……ってこともあり、夏野菜の成長がいまひとつ。これって生育温度とも関係しているようですね。でも、夏に入ってぐんぐん育つトマト! 我が家でも庭先のミニトマトが連日大収穫でした。うれしい一方、どうやって消費しようと悩んでしまいます。そこで今回のご提案、ドライトマトはいかがでしょう。
トマトの栄養
トマトってカワイイ名前だな♪ なんて歌があったのを昭和世代の方は覚えがあるかも。でも、トマトは名前がカワイイだけではなくその栄養価がとにかくすごいんです。注目されている抗酸化作用が強力のリコピンをはじめ、ビタミンC、ビタミンE、カリウム、食物繊維などがバランスがよく摂れて、そのうえ低カロリー! ダイエット中の強い味方となる食べ物のひとつです。
トマトは生より加熱!
日本でトマトといえばひんやり冷やして丸かじり、食べやすい大きさにカットしてサラダでいただくなど生食のイメージが強いのですが、実は、加熱することでうまみや甘味がぐんっとアップ。さらにリコピンも体に吸収されやすくなるので、オムレツ、おでん、味噌汁などの具材として使ってみることもオススメなんですよ。
トマトの保存にはドライが一番!
トマトの保存、とくにミニトマトはそのまま冷凍したり皮をむいてピクルスとしたり、あるいはトマトソースにするなどありますが、いずれも冷蔵庫や冷凍庫のスペースをとってしまいます。それはちょっと、というみなさん。「ドライトマト」を作ってみませんか。
作り方はいたってかんたん。収穫したミニトマトを半分にカットして、ザルなどに並べて天日干しするだけです。筆者の場合はこれにひと手間かけます。収穫したミニトマトを湯むきし半分にカットしてからフードドライヤーを使って乾燥(※フードドライヤーはサイズにもよりますが、通販で2000円前後から購入可能)乾燥したミニトマトは、そのまま食べてもいいですが、好みのハーブと一緒にオリーブオイルに漬けても◎。これなら、たくさん収穫したミニトマトを上手に保存活用できます。
ドライトマトは電子レンジでもできる!
もっと手軽にドライにしたいというなら、ラップをしないでカットしたミニトマトをレンジに入れて10分! 途中、レンジ内の蒸気を外に逃がすために、レンジの扉を開け閉めしながら作るといった方法もあります。
サラダはもちろん、ピザやピザトースト、パスタなどに彩りを添えることができるドライトマト。ぜひ! 作ってみてくださいね。
(グリーンアドバイザー・健康管理士一般指導員 ふじえりこ)