ウメといえば「ウメ干し、梅酒」。
いえいえ、それだけじゃありませんよ!というワケで、今回は豊島区駒込の青果店・丸竹商店のママからの「青梅のとっておきの使い方」を伝授させていただきます。
「ウメのパワーってすごいのよね」と耳にします。
しかし、ウメ干しは塩分が多過ぎで梅酒はアルコール……と、健康を考えるとその取り入れ方は意外と難しい。そこで今回おすすめしたいのが、作ればその日から手軽に楽しむことができる青梅のハチミツ煮です。用意するものは青梅と酢、そしてハチミツだけ。
丸竹商店のママのレシピではハチミツと砂糖も加えるのですが、ここは徹底してダイエットのために砂糖は使わず、ハチミツだけを使うことにしました。作り方はとにかくカンタンです。
青梅のハチミツ煮の作り方
まず、下準備として収穫もしくは購入した青梅は水につけよく洗います。
次に水気をふき取ります。
(あれば)焼酎でサッと拭きヘタを取ります。
鍋に青梅を入れたら、青梅がつかる量の酢を入れます。
鍋を火にかけ青梅に十分火が通るまで30~45分程度煮ます。途中、まだ梅が固いのに酢が少なくなってしまった場合には酢をさらに足して煮ます。
梅がやわらくなったらハチミツを入れてさらに煮ます。甘いのがお好きな方はたっぷりと、すっぱいのがお好みの方はハチミツの量は調整しましょう。
そのまま食べてもジュースに入れても……
出来上がった青梅のハチミツ煮はそのまま食べてもいいし、また砂糖をまぶせばちょっとしたお茶うけとしても使うことができるほか、炭酸水にアクセントとしていれたり、ビールや焼酎などのアルコールの中に入れても楽しむことができます。
ウメのパワーはスゴイ
昔からお弁当に梅干しが使われているのは、ウメには強い殺菌効果があると知られていたからです。暑い日にコンビニなどでオニギリを購入する場合にはウメボシにすることをおススメします。
さらに、ウメにはクエン酸が含まれているため疲労回復の効果があるとされています。そのうえ、ウメボシには脂肪燃焼効果が期待できる成分のバニリンが含まれているとされているので、お腹のたるみが気になる人にもピッタリかも知れませんね!
(グリーンアドバイザー ふじえりこ)