[リンゴ]お庭レシピ 第30回 超簡単なすりおろしリンゴジャム|バラ科リンゴ属|エバーグリーン

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安い! でも……

リンゴがお安い。でも、こんなに買ってどうする!? そんなときは砂糖不要のすりおろしリンゴのジャムはいかがでしょう。

安売りのリンゴ、つい大量買い!

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超簡単、すりおろしリンゴジャム

幼いころ風邪をひいたときにすりおろしリンゴを食べた、と記憶されている方も多いと思います。これは、リンゴがとても栄養豊富な果物のひとつだからです。今回ご紹介するのは、そのすりおろしリンゴの「ジャム」の作り方です。

まずリンゴはよく洗ってからタネとシンを取りすりおろします。すりおろす前に塩水などにつけることで色変わりを防ぐことができます。すりおろしたリンゴを鍋またはフライパンに入れ火にかけます(※筆者は熱の通りが早いフライパンを使用)。このときスライしたスリンゴを加えてもよいでしょう。水分が半分ほどになればできあがりです。砂糖はお好みで加えてもOKですが、リンゴ本来の甘さでも十分楽しめます。

カットしたリンゴを塩水につける

カットしたリンゴを塩水につける

リンゴをすりおろす。ミキサーを使ってもOK

リンゴをすりおろす。ミキサーを使ってもOK

スライスしたリンゴと共に鍋に入れ弱火で煮る。好みでミカンやユズの皮をプラス

スライスしたリンゴと共に鍋に入れ弱火で煮る。好みでミカンやユズの皮をプラス

できあがり

できあがり

 

すりおろしリンゴジャムは冷凍保存が可能です。ふつうに食べるだけでなくヨーグルトに入れたり、紅茶に入れたり、豚肉に混ぜ込んだりして使うことができます。もちろんクラッカーなどのトッピングに使うのもいいでしょう。

 

リンゴはダイエットに役立つの?

リンゴダイエットにも使えそうなこの超簡単なすりおろしリンゴジャム。皮を残してすりおろす場合は、老化防止や活性酸素を抑える抗酸化作用、コレステロールの減少といった働きがあるとされている“りんごポリフェノール”効果も期待できそうですね。また、リンゴには不溶性食物繊維が豊富なので、腹持ちも〇。おいしいランチを食べすぎてしまった日の夜、ディナーや飲み会でたっぷり食べた翌朝などに食してみてはいかがでしょうか。

 

リンゴの変色の防ぎ方は

リンゴは置いておくと色が変化してしまいちょっとザンネンですよね。この色変わりを防ぐ方法として、「塩水につける」ことが広く知られています。これは、ナトリウムイオンがりんごのポリフェノール類の周りにガードする壁を作り、酵素の働きをストップすることで起こるのだとか。そのため、この色変わりを防ぐ方法は塩水以外でも、ハチミツ水、砂糖水、レモン水、炭酸水などでもいいのだそうです。試してみてくださいね。

そういえば、バナナの色変わりをストップさせるには砂糖水をっていいますね!
 

(グリーンアドバイザー・健康管理士一般指導員 ふじえりこ)


 

カットしたリンゴを塩水につける