植物図鑑
ベンケイソウ
ムラサキベンケイソウ属
ベンケイソウ
学名:
Hylotelephium erythrostictum
〔基本情報〕
草原や日の当たる林内にはえる高さ30~100cmの常緑多年草。
地下に肥厚した根茎があります。
茎や葉は白みを帯びた淡い黄緑色ですが、しばしば赤紫色の斑点が密にあります。
葉は互生または対生する単葉で、長さ6~10cm、幅2~4cmの楕円状卵形~楕円形で、葉の縁には鋸歯がないかあっても低い鋸歯になります。
短い葉柄があります。
高さ30~100cmの花茎を直立させ、半球形の散房状花序を出し、密に花をつけます。
花は小さな紅色の5弁花で、花弁は長さ5~6mmです。
雄しべは10個あり、花弁とほぼ同じ長さです。
葯は濃い赤紫色です。
果実は袋果で、花時の子房の大きさとあまり変りません。
〔栽培〕
増殖は株分け、挿木、葉挿しによります。
日当たりと水はけのよい土を好み、栽培は容易です。
〔備考〕
多肉植物でしおれにくく、挿すと容易に発根する強い植物なので「弁慶」の名がつきました。
名前
ベンケイソウ(弁慶草)、コベンケイソウ(小弁慶草)、garden stonecrop
生活型
多年草
常緑・落葉
常緑
広葉・針葉
生活様式
地生
良く似た植物
ムラサキベンケイソウ
植え付け(または播種)季節
花咲く季節
9月、10月
実のなる季節
葉の鑑賞期間
分布または原産地
日本(本州:中北部、九州)、中国
形状
草丈・樹高
300〜1000mm
葉の形
単葉(不分裂葉)
葉の生え方
対生、互生
縁の形
全縁、鋸歯
葉の特記事項
花のつき方
散房花序
花弁の数
5
花の色
赤、桃
花径
花序の長さ
実の色
葉の色
緑
種苗の入手難易度
低
種苗の入手形態
苗
苗の流通時期
繁殖方法
挿木、株分け、葉挿
日照条件
日向
水分の必要性
普通
土の必要性
必要
土壌酸度
耐候性
用途適性
鉢植、花壇、公園・庭園、コンテナ、ベランダ、ハンギングバスケット
ハーディネスゾーン
病害
虫害
香り
味覚
食用
毒性
有用
二十四節気、七十二候
物日の関わり
日本のお祭り
動物との関わり
文化との関わり
花言葉
諺
指定植物
農林水産省品種登録番号
農林水産省品種登録品種名称
日本花き取引コード
15096
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