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植物図鑑

ダンチク

ダンチク属 ダンチク
学名: Arundo donax

〔基本情報〕
海岸の砂丘地帯や川岸でみられ、群落をつくる大形の多年草。
根茎が這い、増え広がります。
稈(茎)は中空で節があり、径2~4cmと太く、直立して高さ2~4mになります。
一年目の茎は緑色、二年目以降は褐色を帯びてかたくなります。
葉は互生し、長さ50~70cm、幅2~5cmの線形で粉緑色、厚みがあり、先端が次第に長くとがります。
葉は途中で折れ曲がって、先が垂れます。
葉鞘は葉を大きく抱き、葉舌は短くて縁に毛があります。
茎先に長さ30~70cmにもなる円錐状の花穂を直立させ、多数の小穂を密につけます。
花穂は光沢があり、ときに赤紫色を帯びます。
小穂は2~5小花からなります。
護頴は長さ8mm以上あって披針形、先が2裂して間から芒が出ます。

〔利用〕
茎はクラリネットやオーボエなど木管楽器のリードになります。
また、屋根を葺く材料や、製紙にも用いられ、根茎は芦竹根という名で薬用にされます。

〔備考〕
稈(茎)を竹に、葉をヨシ(アシ)に例えた名とされ、葮竹の葮は葭の書き違いに由来するとされます。

名前
ダンチク(葮竹、暖竹)、ヨシタケ(葦竹)、giant cane、giant reed、elephant grass、Spanish cane、Colorado river reed、wild cane、arundo
生活型
多年草
常緑・落葉
広葉・針葉
生活様式
地生
良く似た植物
植え付け(または播種)季節
花咲く季節
8月、9月、10月、11月
実のなる季節
葉の鑑賞期間
分布または原産地
日本(関東南部以西~琉球)、中国南部、台湾、インド-地中海沿岸
形状
草丈・樹高
2000〜4000mm
葉の形
線形
葉の生え方
互生
縁の形
葉の特記事項
花のつき方
小穂
花弁の数
花の色
花径
花序の長さ
実の色
葉の色
種苗の入手難易度
種苗の入手形態
苗の流通時期
繁殖方法
日照条件
水分の必要性
土の必要性
土壌酸度
耐候性
用途適性
ハーディネスゾーン
病害
虫害
香り
味覚
食用
毒性
有用
薬用、その他クラフト
二十四節気、七十二候
物日の関わり
日本のお祭り
動物との関わり
文化との関わり
花言葉
指定植物
農林水産省品種登録番号
農林水産省品種登録品種名称
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