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植物図鑑

イボクサ

イボクサ属 イボクサ
学名: Murdannia keisak

〔基本情報〕
湿地や水辺にみられる高さ20~30cmの一年草。
やや多肉質でやわらかく、茎は下部が地を這い、枝分かれします。
茎はしばしば赤色を帯びます。
根出葉はありません。
葉は互生する単葉で、長さ3~7cm、幅0.5~1cmの披針形となり、先がとがり、全縁です。
葉の基部は鞘状に茎を包みます。
茎先や葉腋にふつう1個の花をつけます。
花は花弁が3個あり、卵形で、先が淡い紅色となり、下半分は白色です。
萼片は3個で緑色、披針形です。
雄しべ6個のうち3個だけが完全なもので花糸の下部に白色の毛があり、葯は淡い青紫色で線形です。
残り3個の雄しべは仮雄蘂となり、葯は紫色~紅紫色で心形です。
1つの花は1日でしぼみます。
船形の苞はありません。
果実は楕円形の蒴果で果柄が曲がって下向きにつきます。

〔備考〕
葉の汁で疣がとれるとされたことから名がつきました。

名前
イボクサ(疣草)、イボトリグサ(疣取草)
生活型
一年草
常緑・落葉
広葉・針葉
生活様式
地生、水生
良く似た植物
植え付け(または播種)季節
花咲く季節
9月、10月
実のなる季節
葉の鑑賞期間
分布または原産地
日本(本州~琉球)、朝鮮、中国
形状
草丈・樹高
200〜300mm
葉の形
単葉(不分裂葉)
葉の生え方
互生
縁の形
全縁
葉の特記事項
花のつき方
花弁の数
3
花の色
桃、白
花径
花序の長さ
実の色
葉の色
種苗の入手難易度
種苗の入手形態
苗の流通時期
繁殖方法
日照条件
水分の必要性
土の必要性
土壌酸度
耐候性
用途適性
ハーディネスゾーン
病害
虫害
香り
味覚
食用
毒性
有用
二十四節気、七十二候
物日の関わり
日本のお祭り
動物との関わり
文化との関わり
花言葉
指定植物
農林水産省品種登録番号
農林水産省品種登録品種名称
日本花き取引コード
69093
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