植物図鑑
メラレウカ ティミフォリア
コバノブラシノキ属
メラレウカ ティミフォリア
学名:
Melaleuca thymifolia
〔基本情報〕
原産地ではおもに水路沿いや湿地でみられる高さ1~1.5mほどの常緑低木。
樹皮は灰色でコルク質、枝は細くアーチ状にのび、低く広がって密に茂ります。
葉は十字対生する単葉で、長さ0.5~1.5cm、幅0.1~0.4cmの披針形~長楕円形で枝に沿うように立ちあがります。
葉には油点があり、傷つけると芳香を放ちます。
葉の縁は全縁です。
径2.5cmほどの頭状花序に2~10個ほどの花が集まってつきます。
花はピンク~藤色で羽毛状の雄しべがめだちます。
花弁は5個ありますが開花後すぐに落ちます。
雄しべは30~60個ずつ合生したものが5束あり、内側に巻きます。
果実は長さ0.3~0.5cmほどの蒴果です。
〔栽培〕
増殖は実生と挿木によります。
日あたりと水はけがよく適度に湿り気のある肥沃な土壌を好み、暖地であれば戸外で越冬可能です。
霜に当たると葉が傷みます。
水やりは鉢植えの場合は春~秋は土が乾いてからたっぷりと与え、冬は乾かし気味に管理し、地植えの場合は降雨にまかせます。
施肥は春~秋に緩効性肥料を施します。
病虫害は特にはありません。
名前
メラレウカ ティミフォリア、thyme honey-myrtle、fether honey mytle、honey myrtle
生活型
低木
常緑・落葉
常緑
広葉・針葉
広葉
生活様式
地生
良く似た植物
植え付け(または播種)季節
3月、4月、5月、6月
花咲く季節
実のなる季節
葉の鑑賞期間
分布または原産地
オーストラリア(ニューサウスウェールズ州、クイーンズランド州)
形状
分枝
草丈・樹高
1000〜1500mm
葉の形
単葉(不分裂葉)
葉の生え方
対生
縁の形
全縁
葉の特記事項
花のつき方
頭状花序
花弁の数
花の色
紫、桃
花径
花序の長さ
25
実の色
葉の色
緑
種苗の入手難易度
低
種苗の入手形態
苗
苗の流通時期
繁殖方法
種、挿木
日照条件
日向
水分の必要性
普通
土の必要性
必要
土壌酸度
耐候性
用途適性
鉢植、公園・庭園、コンテナ
ハーディネスゾーン
病害
虫害
香り
味覚
食用
毒性
有用
二十四節気、七十二候
物日の関わり
日本のお祭り
動物との関わり
文化との関わり
花言葉
諺
指定植物
農林水産省品種登録番号
農林水産省品種登録品種名称
日本花き取引コード
51134
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