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植物図鑑

キュウリ

キュウリ属 キュウリ
学名: Cucumis sativus

〔基本情報〕つる性の一年草。
茎は巻ひげで他の物にからまって伸びます。茎や葉はざらつきます。
葉は互生し、浅く裂け、鋸歯があります。
花には雄花と雌花があり、雄花は数個群生し、雌花はふつう1個つきます。花は径2.5~4cmの鐘形で5裂し、黄色です。
果実は卵形、紡錘形、長楕円形などで長さ20~50cmのものが多いですが、1mにもなる栽培品種もあります。
果実の表面には黒または無色のいぼ状の小突起ができ、前者を「黒いぼ」、後者を「白いぼ」と呼んで区別しています。
果肉は厚くて白く、多数の種子があります。果実は熟すと黄色くなりますが、未熟果を収穫して食べるので、熟した果実はあまりみかけません。

〔来歴〕原産地とされるインドでの栽培は3,000年以上前からで、日本へは10世紀またはそれ以前に遣唐使によって導入されたと思われます。
野菜として一般的に賞味されるようになったのは江戸時代後半です。
スサノオノミコトを祭神とする神社の氏子はキュウリの切り口が神紋に似ているため、これを食べないという風習があり、現在でも祭の期間は断つ地域があります。

〔栽培〕多くの病害虫があるので、対策が必要です。

名前
キュウリ(胡瓜)、キウリ(黄瓜)、ソバウリ(曽波宇利)、カラウリ(加良宇利)、cucumber
生活型
つる性草本
常緑・落葉
広葉・針葉
生活様式
地生
良く似た植物
植え付け(または播種)季節
4月、5月
花咲く季節
6月、7月
実のなる季節
6月、7月、8月
葉の鑑賞期間
分布または原産地
インド西北部
形状
つる
草丈・樹高
葉の形
分裂葉
葉の生え方
互生
縁の形
鋸歯
葉の特記事項
花のつき方
単生、群生
花弁の数
花の色
花径
25〜40
花序の長さ
実の色
葉の色
種苗の入手難易度
種苗の入手形態
苗の流通時期
繁殖方法
日照条件
日向
水分の必要性
土の必要性
必要
土壌酸度
耐候性
用途適性
コンテナ、ベランダ
ハーディネスゾーン
病害
ベと病、うどんこ病、炭そ病
虫害
アブラムシ、ウリハムシ、オンシツコナジラム、ネキリムシ
香り
味覚
食用
毒性
有用
食用
二十四節気、七十二候
物日の関わり
お盆
日本のお祭り
動物との関わり
文化との関わり
花言葉
指定植物
農林水産省品種登録番号
農林水産省品種登録品種名称
日本花き取引コード
23503
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