植物図鑑
アイヅヒメアザミ
アザミ属
アイヅヒメアザミ
学名:
Cirsium aidzuense
〔基本情報〕
山地の落葉樹林の林縁などにはえ、風穴地や蛇紋岩地でもみられる多年草。
石灰岩植物または超塩基性岩植物です。
福島県、栃木県、群馬県特産のアザミです。
茎は直立するか花序の重みで傾き、高さ1~2mになり、上部でよく枝分かれして、枝は広角度にのびます。
茎には多細胞の軟毛とくも毛がはえます。
葉には根出葉と茎につく葉があり、根出葉は花の時期には枯れています。
茎につく葉は互生し、長さ18~45cm、幅8~25cmの披針形~広卵形となります。
葉は羽状に4~5対の裂片に裂けるか、分裂せずに縁に鋸歯があるか全縁状となり、両面とも無毛です。
葉の基部は耳状に広がって茎を抱きます。
茎先に数個の頭花を総状につけます。
頭花は径2~3cmほどで淡い紅紫色~紅紫色となり、長さ3~13cmの細い柄の先に上~斜め上向きに咲きます。
総苞は幅1cmほどの筒形~鐘状筒形で、総苞片は圧着するか斜上して、11~12列(8~9列)します。
総苞内片と中片に腺体があり、少し粘ります。
果実は冠毛をもつ痩果です。
名前
アイヅヒメアザミ(会津姫薊)
生活型
多年草
常緑・落葉
広葉・針葉
生活様式
地生
良く似た植物
植え付け(または播種)季節
花咲く季節
実のなる季節
葉の鑑賞期間
分布または原産地
日本(福島県、栃木県、群馬県)
形状
草丈・樹高
1000〜2000mm
葉の形
単葉(不分裂葉)、分裂葉
葉の生え方
互生、根生
縁の形
全縁、鋸歯
葉の特記事項
花のつき方
頭状花序
花弁の数
花の色
紫
花径
花序の長さ
実の色
葉の色
緑
種苗の入手難易度
種苗の入手形態
苗の流通時期
繁殖方法
日照条件
水分の必要性
土の必要性
土壌酸度
耐候性
用途適性
ハーディネスゾーン
病害
虫害
香り
味覚
食用
毒性
有用
二十四節気、七十二候
物日の関わり
日本のお祭り
動物との関わり
文化との関わり
花言葉
諺
指定植物
日本固有種
農林水産省品種登録番号
農林水産省品種登録品種名称
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