植物図鑑
メボウキ
メボウキ属
メボウキ
学名:
Ocimum basilicum
〔基本情報〕高さ90cmほどになる多年草。
耐寒性がないため日本では一年草として扱います。
茎は直上または斜上し、4稜があります。
葉は対生する単葉で、卵形~長楕円形です。
葉はほとんど無毛で、縁にわずかに鋸歯があります。
茎先に穂状の輪散花序を出します。
花は2唇形で4裂し、ピンクまたは白色です。
種子は黒色で、水分を含むとゼリー状の物質で覆われて膨張します。
〔利用〕イタリア料理などでおなじみのハーブ。
全草に香りがあり、葉を生のまま、もしくは乾燥させて用います。
水に浸した種子をデザートなどにします。
薬用としても用います。
〔栽培〕増殖は実生、挿し木によります。
日当たりと水はけがよくやや湿り気のある肥沃な土壌を好みます。
暑さに強く乾燥に弱いです。
土の表面が乾いてきたらたっぷりと水を与えます。
元肥のほか、月に一度緩効性肥料を施すか、週に一度液体肥料を与えます。
実生の場合、発芽に光を必要とする好光性をもつので、播種は播種用の用土におこない、土で覆わずに、土を乾かさないよう底面給水をおこないます。発芽には20℃程度の温度が必要です。
病虫害としてはアブラムシ、ハダニ、ヨトウムシがあります。
枝が混みあうと蒸れて病気が発生することがあります。
〔備考〕ゼリー状に膨らんだ種子を目の洗浄に利用したことからメボウキ(目箒)という名がついたとされます。
名前
メボウキ(目箒)、バジル、スイート バジル、バジリコ
生活型
多年草
常緑・落葉
広葉・針葉
生活様式
地生
良く似た植物
植え付け(または播種)季節
4月、5月
花咲く季節
7月、8月
実のなる季節
葉の鑑賞期間
分布または原産地
旧世界熱帯(アフリカ、熱帯アジア、太平洋諸島)
形状
草丈・樹高
900mm
葉の形
単葉(不分裂葉)
葉の生え方
対生
縁の形
鋸歯
葉の特記事項
花のつき方
輪散花序
花弁の数
花の色
桃、白
花径
花序の長さ
実の色
葉の色
緑
種苗の入手難易度
低
種苗の入手形態
種子、苗
苗の流通時期
繁殖方法
種、挿木
日照条件
日向
水分の必要性
普通、湿潤
土の必要性
必要
土壌酸度
耐候性
耐暑性、耐雨性、耐強光性、非耐寒性
用途適性
鉢植、花壇、コンテナ、ベランダ
ハーディネスゾーン
病害
虫害
アブラムシ、ハダニ、ヨトウムシ
香り
味覚
食用
種、葉
毒性
有用
食用、薬用
二十四節気、七十二候
物日の関わり
日本のお祭り
動物との関わり
文化との関わり
花言葉
諺
指定植物
農林水産省品種登録番号
農林水産省品種登録品種名称
日本花き取引コード
37794
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