都会暮らしでもガーデニングは楽しみたい。でも思い通りのスペースはなかなかない……。そこで提案したいのが、手のひらサイズのガーデニングです。これなら、100円ショップで購入できる素材(アイテム)や、身近にある器などを使って自分だけの世界を演出できます。もちろん、作り方によっては流行の“インスタ映え”も! 今回は、今注目の多肉植物+100円素材で楽しむガーデニングをご紹介します。
多肉植物を楽しむ!
多肉植物にはかわいいものが多く、メンテナンスも比較的ラクなことから人気が高まっています。もちろん、温度や水分の調整、さらに日照管理などが非常に繊細な植物のひとつではあります。しかし、多肉植物の多くは葉や植物体に多くの水分を含んでいることから、水やりは最小限でOK。また、日照時間の少ない室内でも育てることができるとされています。原産地が降水が少なかったり、日照時間の少ない岩陰だったからでしょうね。
そんな多肉植物の中からベンケイソウ科(エケベリア属)の白牡丹を、100円素材を使ってインスタ映えさせましょう。
100円素材とパワーストーンでちっちやいガーデン
使用するのはバスタブ型のコンテナ、覆土(ふくど)にはパワーストーンを使って植え込んでみます。ちなみに用意したパワーストーンは、プレナイト。なんでも自分に不必要なものを手放す勇気をくれるパワーがある石だとか。もちろん、覆土はカラーサンドなどでもOKです。
いよいよ作り方です。が、制作する2~3日前に白牡丹をポットなどから抜き取り、根を十分に乾かしておきましょう。これは、制作中に根が切れてそこから雑菌が入りダメージを与えないようにするために大事なポイントです。
次にコンテナの穴を底網などでふさぎ、用土を入れます。用土は、はじめコンテナの半分ぐらいまで入れます。次に白牡丹を好きな位置に置き、残りの用土で固定します。
用土には販売されている多肉植物用の土を使うとよいでしょう。
最後に覆土をして完成です。完成後すぐに水は与えず、7日~10日後に水を与えることが上手に育てるポイントです。
白牡丹 育て方のポイントです。
- 冬は休眠するので断水。また、0℃以下にならない室内で管理しましょう。
- 春から秋にかけては屋外でもOK。成長期の春から夏の水やりはやや多めに。
- 挿し木などで簡単に増やすことができるのが特徴です。
(写真・取材/グリーンアドバイザー・開運文様研究家 ふじえりこ)
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