暦も小寒になり、1年で最も冷え込む季節になってきました。この寒さの中、健気にも庭の片隅で、ピンクの花を咲かせているヒマヤラユキノシタ。
名前の通り、ヒマラヤ山脈がある中央アジアあたりが原産地です。どおりで寒さに強いはずです。ある情報によれば、北海道でも地植えで育つとか。ただ、筆者である私は、九州在住のため、ほんとうに北海道でも地植えで育つかの確認ができず、どなたか実践しているかたにレポートをお寄せいただければと密かに願っているところです。
寒暖に強い健康優良児
実は、寒さに強いだけではなく、暑さにもある程度強く、病害虫もほとんどないという健康優良児です。九州熊本の平野部(夏の暑さは京都と並ぶ暑さだと思います)のわが家でも、地植えで放ったらかしにできるほど強健です。
成長が遅いようで、剪定をしたことはありません(わが家が引っ越してくる前から植えられており、すでに20年以上は経っていると思われます)。姿が急に変わることもありませんから、ガーデニングするのはレイアウトしやすい植物かもしれません。また、庭のグランドカバーとして活用されることも多いようです。
冬から春にかけてピンクや白の花を咲かせます
花は、毎年、2月の終わり頃から5月はじめころまで咲いています。わが家のヒマヤラユキノシタの花丈は20cmほどで、薄いピンク色ですが、WEBで検索してみると、30~40cmもある濃い目のピンク色の花の画像も見られます。同じヒマラヤユキノシタといっても、いくつか種類があるようですね。花言葉は、愛情に関係した言葉ばかり。プレゼントにそっと添えて、気持ちを伝えるのにぴったりですね。
- ヒマラヤユキノシタの花言葉:深い愛情、情愛、秘めた感情
エバーグリーン編集部オススメサイト
- 白い花もあるらしい
- 葉が枯れ、花が終わったら、まめに切ったほうがいいらしい
- 花が少ない季節に咲くので、やはり重宝。赤裸々な育てレポート
(エバーグリーン編集部 愛垣)
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