明けましておめでとうございます。エバーグリーン編集部たなかです。
エバーグリーンポストの記事を書き始めてから、今までは気にならなかったような道端に咲く花に目が行くようになりました。花の名前を知らないからといって、私の生活が大きく変わったわけではありませんが、何となく気持ちが豊かになれるような気がしています。
暖冬といわれている今年、後1カ月もすれば二十四節気の立春がやって来ます。道端の木や草、花は、一足早く春の準備を始めているようです。
年末に出かけた鎌倉。良い香りがするなと思って見上げると、お寺の塀の向こうから伸びている枝に可憐な黄色い花。ロウバイです。漢字で書くと蝋梅または臘梅。ろう細工のような梅、陰暦の12月にあたる臘月に咲く梅、両説あります。でも、ロウバイは、ロウバイ科ロウバイ属、バラ科サクラ属の梅とは異なります。
ニュースではすでに水戸の偕楽園で梅の開花が伝えられてきました。今年の暖かさで、あちらこちらで開花の便りが聞こえるのも間近でしょうか。
そして元旦に、近くの神社で桜の花が咲いているのを見つけました。春の満開の桜も魅力的ですが、凜と冬空の下に咲く桜にも心惹かれます。
今年も<木・草・花>を愛でる心を忘れずに過ごそうと思います。
どうぞよろしくお願いいたします。
- 前の記事を読む(春の兆しはすぐそこに 〜 フキ(蕗) 〜)
- 次の記事を読む(もう?咲き始めた甘い香り)