もう参加した!?
『らんまん』(現在放映中の朝ドラ)ブームで、牧野富太郎の名前があちらこちらで見られる昨今。園芸や植物に関係している方はちょっとうれしいかも! 都内では、知る人は知る『牧野富太郎 ゆかりの地 ㏌首都圏スタンプラリー』が開催されています。期間は2023年7月15日~9月30日まで。ということでさっそくチャレンジしてみました。
まずはスタンプマップを見つける
スタンプラリーに「参加したいけど、どうするの?」ということで、まずはスタンプマップを探します。これ、都内では西武線沿線の駅を中心に富太郎氏のゆかりの地で見つけることができます。
とりあえず参加することに意義がある
このスタンプラリーでは、首都圏にある牧野富太郎ゆかりの地を4か所巡ることになります。そしてスタンプを集めるとオリジナルグッズが当たる! さらに先着で参加賞があるというもの。というワケで参加賞(缶で育てるリトルハーブ)獲得を目指すことにしました。参加賞獲得は指定されている2か所のスタンプでOKです。
ゆかりの地はどこ?
スタンプの台紙の中に指定されてるpointは以下の通り。
- Point1はやっぱり『練馬区立牧野記念庭園』。ここは富太郎が1926年(大正15年)から生涯を閉じるまでの30年あまりを過ごした場所とされています。アクセスは西武池袋線・大泉学園駅から徒歩5分。
- point2『東京都立大学牧野標本館』。ここには富太郎の没後に遺族から寄贈された牧野標本が約16万点。アクセスは京王相模原線・南大沢駅から徒歩15分。
- point3『小石川植物園』。ここは東京大学大学院理学系研究科付属植物園というのが正式名称。ドラマのシーンでも覚えがある方も多い場所。富太郎は出入り差し止めに遭いますが、助手から講師になり77歳まで務めた場所です。アクセスは都営三田線・白山駅から徒歩10分、または東京メトロ丸の内線・茗荷谷駅から徒歩15分。
- Point4『ねりま観光案内所』。富太郎の関連グッズやアイテムが販売中。アクセスは西武池袋線、都営大江戸線・練馬駅すぐ)。
と、点在していますので、正直1日ですべてを巡るのはちょっと難しい気がします。2か所制覇を目指し、小石川植物園にGO!
小石川植物園の詳細については後日レポートしたいと思いますが、この植物園、とにかく広い! さらに起伏も多く、舗装されていない場所もあるので、行かれる方は歩きやすい靴をお持ちになることをオススメします。また、筆者は白山駅から歩きましたが坂道です! 植物園に到着するまでに息切れしました。
入園料500円を支払いすぐにスタンプがあるかと思ったら園内の「本館前にある」とのこと、さらに歩きます。スタンプゲットまでに約20分はかかります。とはいえ、植物園内にある柴田記念館では、『牧野富太郎と小石川植物園』(2023年3月1日~11月26日)のミニ展示も行なわれており、牧野標本を見ることができて写真撮影もできました。
参加賞をもらうためにもう1カ所、そしてゴール!
小石川植物園から近い場所が一番へ。ということで、『ねりま観光案内所』へ。とりあえず(参加賞は)2か所ということで、ねりま観光案内所に。ここにはいろいろな資料が置かれていました。
そして、スタンプを2個以上集め(筆者は『小石川植物園』+『ねりま観光案内所』)参加賞をもらうために、高知県アンテナショップ『まるごと高知』(アクセス:東京メトロ有楽町線 銀座一丁目)へ。
スタンプラリーポイント以外にもゆかりの地は都内に点在
実はこのスタンプラリーで紹介した場所だけでなく、高尾山、荒川堤の五色桜、小岩菖蒲園などゆかりの地はいろいろあるようです。ぜひ、訪ねてみてくださいね。ちなみに、小石川植物園からねりま観光案内所と高知県アンテナショップ『まるごと高知』に最安値で行くなら都営1日切符700円がオススメ!高知県アンテナショップ『まるごと高知』は都営三田線日比谷から徒歩10~15分です。
(藤依里子 グリーンアドバイザー)