植物図鑑
モモ
モモ属
モモ
学名:
Amygdalus persica
〔基本情報〕落葉小高木。
葉は互生する単葉で、長さ8~15cmほどの楕円状披針形で、葉縁に粗い鋸歯があります。
葉柄は長さ1~1.5cmで、葉の基部には腺点があります。
花はふつう単生します。
通常5弁花ですが、品種によって八重もあり、花色も白、桃、紅色とさまざまです。
葉の展開より前に咲くことが多く、花桃は三月三日の桃の節句に飾ります。
果樹として利用される品種の果実は大きく、亜球形で果頂部が突出し、果肉は柔らかく多汁です。
果実の表面には毛茸がはえます。
〔来歴〕ウメと同じく古い時代、中国から渡来し、『古事記』や『万葉集』にその名が見られます。
〔栽培〕排水と日当たりがよく、耕土が深い土地を好みます。
増殖は接ぎ木により、3月に切り接ぎまたは8~9月に芽接ぎをおこないます。
病虫害は非常に多く、注意が必要です。
名前
モモ(桃)、peach
生活型
小高木
常緑・落葉
落葉
広葉・針葉
広葉
生活様式
地生
良く似た植物
植え付け(または播種)季節
1月、2月、3月、11月、12月
花咲く季節
3月、4月
実のなる季節
7月、8月
葉の鑑賞期間
分布または原産地
形状
草丈・樹高
葉の形
単葉(不分裂葉)
葉の生え方
互生
縁の形
鋸歯
葉の特記事項
花のつき方
単生
花弁の数
花の色
白、桃、赤、複色
花径
花序の長さ
実の色
黄、赤
葉の色
緑
種苗の入手難易度
低
種苗の入手形態
苗
苗の流通時期
繁殖方法
接木
日照条件
日向
水分の必要性
普通
土の必要性
必要
土壌酸度
耐候性
用途適性
盆栽、鉢植、切花、公園・庭園、コンテナ、ベランダ
ハーディネスゾーン
6b〜11b
病害
虫害
香り
味覚
甘味、酸味
食用
実
毒性
有用
食用
二十四節気、七十二候
啓蟄 次候
物日の関わり
桃の節句
日本のお祭り
動物との関わり
文化との関わり
『古事記』や『万葉集』にその名が見られます。
花言葉
諺
指定植物
農林水産省品種登録番号
農林水産省品種登録品種名称
日本花き取引コード
18829
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