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植物図鑑

ホソミキンガヤツリ

カヤツリグサ属 ホソミキンガヤツリ
学名: Cyperus engelmannii

〔基本情報〕
湿地や水田の畦など湿った場所でみられる高さ20~100cmの一年草。
茎は叢生して、断面は三角形です。
葉は基部近くにつき、幅0.5~0.8cmの線形で、基部の鞘は赤色を帯びます。
茎先に小穂がつく枝を7~15本出し、基部には葉状の長い苞が3~8個つきます。
小穂は黄金色で、長さ1~3cm、幅0.1cmほどの線形、花序の軸にやや斜めに多数つきます。
鱗片は2列に並び、長さ3mmほどの長楕円形で、やや鈍頭、中肋は緑色で背がまるいです。
果実は長さ1.5~1.8mm、幅0.5mmの3稜がある狭倒卵形~長楕円形です。
果実が熟す頃には鱗片同士が離れ、小穂の軸はコルク質の翼状になって果実を包みます。
小穂の基部と各鱗片の間に関節があり、果実が熟すと小穂はバラバラになって落ちます。

〔来歴〕
1980年代半ばに東京や千葉で採集され、関東地方以西で帰化が確認されています。

名前
ホソミキンガヤツリ(細実金蚊帳吊)、Engelmann's flatsedge
生活型
多年草
常緑・落葉
広葉・針葉
生活様式
地生
良く似た植物
キンガヤツリ
植え付け(または播種)季節
花咲く季節
実のなる季節
8月、9月、10月
葉の鑑賞期間
分布または原産地
北アメリカ東部
形状
草丈・樹高
200〜1000mm
葉の形
線形
葉の生え方
縁の形
葉の特記事項
花のつき方
小穂
花弁の数
花の色
花径
花序の長さ
実の色
葉の色
種苗の入手難易度
種苗の入手形態
苗の流通時期
繁殖方法
日照条件
水分の必要性
土の必要性
土壌酸度
耐候性
用途適性
ハーディネスゾーン
病害
虫害
香り
味覚
食用
毒性
有用
二十四節気、七十二候
物日の関わり
日本のお祭り
動物との関わり
文化との関わり
花言葉
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