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植物図鑑

スギナ

トクサ属 スギナ
学名: Equisetum arvense f. arvense

〔基本情報〕日当たりがよい道端、空き地、田のあぜ、畑などでみられる夏緑性の地生シダ。
地下茎が長く伸びて、節から地上茎を出してよく繁茂するため、防除しにくい雑草となります。
地上茎には栄養茎と胞子茎の2タイプがあります。
葉は退化して、褐色を帯び、茎の節に輪生します。
いわゆる「袴」とよばれる部分です。
栄養茎は高さ20~40cmになり、中空で緑色、縦に数本の溝があります。
茎の節には多くの枝が輪生します。
胞子茎をツクシ(土筆)とよびます。
胞子茎は枝分かれせず、中空で淡い褐色~淡い紅色、先端に長さ2~4cmの胞子嚢穂がつきます。
胞子は緑色です。
胞子茎は胞子を出すと、すぐに枯れます。

〔利用〕胞子茎(ツクシ)を食用とします。
栄養茎は問荊(モンケイ)とよばれ、民間薬として利尿、止血などに利用されます。

〔備考〕栄養茎の姿をスギの樹形に例えた名です。

名前
スギナ(杉菜)、ミモチスギナ、ツクシ(土筆)、field horsetail、common horsetail
生活型
シダ
常緑・落葉
広葉・針葉
生活様式
地生
良く似た植物
植え付け(または播種)季節
花咲く季節
実のなる季節
葉の鑑賞期間
分布または原産地
日本(北海道~九州)、北半球温帯~暖帯
形状
草丈・樹高
葉の形
特殊
葉の生え方
輪生
縁の形
葉の特記事項
花のつき方
花弁の数
花の色
花径
花序の長さ
実の色
葉の色
種苗の入手難易度
種苗の入手形態
苗の流通時期
繁殖方法
日照条件
水分の必要性
土の必要性
土壌酸度
耐候性
用途適性
ハーディネスゾーン
病害
虫害
香り
味覚
食用
毒性
有用
二十四節気、七十二候
物日の関わり
日本のお祭り
動物との関わり
文化との関わり
花言葉
指定植物
農林水産省品種登録番号
農林水産省品種登録品種名称
日本花き取引コード
41168
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