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植物図鑑

カキ

カキノキ属 カキ
学名: Diospyros kaki

〔基本情報〕果樹として栽培される落葉高木。枝は折れやすいです。
葉は互生し、長さ7~17cm、幅4~10cmの広楕円形~卵状長楕円形で全縁です。
花は5~6月に咲き、今年伸びた枝の葉腋につき、淡い黄色です。雄花と雌花があります。雄花は数個ずつつき、長さ8mm、径5mmほどの鐘形です。雌花は1個ずつつき、広鐘形で、4裂する萼(ヘタになる部分)がめだちます。
多くの栽培品種があり、甘ガキや渋ガキ、実の形のちがいなどさまざまです。
甘ガキも未熟なうちは渋く、種子ができると甘くなる系統、できなくても甘くなる系統があり、前者を不完全甘ガキ、後者を完全甘ガキと読んで区別しています。有名な‘富有’(富有柿)は完全甘ガキ、‘禅寺丸’は不完全甘ガキ、干し柿で有名な‘市田柿’は渋ガキです。
渋みの原因は果肉中のタンニン細胞で、食べたとき破れた細胞から出たタンニン成分が舌のタンパク質と結合するからで、タンニンが凝固すると甘くなります。果肉に見られる「ごま」と呼ばれる黒褐色の斑点がその痕です。

〔来歴〕中国起源と推測され、日本にはウメやモモ、アンズなどともに奈良時代に渡来したとされます。中国には甘ガキはなく、日本で鎌倉時代に発祥したといいます。

〔栽培〕肥沃で排水のよい土壌に植えないと実つきが悪くなります。発根性が悪いので移植は幼木のとき以外はきわめてむずかしいです。
一般に甘ガキは暖地向きで、渋ガキは東北・北陸地方でも育ちます。

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名前
カキ(柿)、カキノキ(柿木)、Japanese persimmon、kaki
生活型
高木
常緑・落葉
落葉
広葉・針葉
広葉
生活様式
地生
植え付け(または播種)季節
2月、3月
花咲く季節
6月
実のなる季節
10月、11月
葉の鑑賞期間
10月、11月
分布または原産地
中国
形状
直立
葉の形
単葉
葉の生え方
互生
縁の形
全縁
花のつき方
単生、集散状
花の色
黄白
実の色
葉の色
種苗の入手難易度
種苗の入手形態
繁殖方法
接木
日照条件
日向
土の必要性
必要
用途適性
鉢植、公園・庭園
ハーディネスゾーン
6b
病害
炭そ病、落葉病、うどんこ病
虫害
ヘタムシ、カメムシ、イラガ、カキクダアザミウマ
食用
有用
食用
物日の関わり
正月
日本花き取引コード
16484
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