植物図鑑
クチナシ
クチナシ属
クチナシ
学名:
Gardenia jasminoides var. jasminoides
〔基本情報〕やや乾燥した丘陵地の照葉樹林内や林縁でみられる高さ1~2mの常緑低木。
よく枝分かれします。
葉は対生し、長さ5~12cm、幅2~5cmの長楕円形で全縁、表面に光沢があります。
側脈は5~8対です。
花は枝先に単生し、径5~6cmで白色、花冠はふつう6裂して平らに開き、強い芳香があります。
果実は長さ2~3cm、幅2cmほどの倒卵形~楕円形で6稜があり、先端に萼裂片が長く残ります。
果実は橙黄色に熟します。
〔利用〕庭木とされるほか、花を香水や茶の香りづけに利用します。
また果実は黄色染料として布のほか、たくあんや栗きんとんなど食品の着色に用います。果実は漢方にも利用されます。
〔栽培〕増殖は挿し木によります。
半日陰で適度に湿り気がある肥沃な場所を好みます。冬の寒風や霜を避ける必要があります。
オオスカシバの幼虫による食害があります。
〔備考〕名は果実が開かないことから「口無し」とする説があります。
名前
クチナシ(梔子)、コリンクチナシ(小輪梔子)、センプク(薝蔔)、ヤクシマクチナシ(屋久島梔子)、common gardenia、Cape jasmine
生活型
低木
常緑・落葉
常緑
広葉・針葉
広葉
生活様式
地生
良く似た植物
植え付け(または播種)季節
4月、5月、9月、10月
花咲く季節
6月、7月
実のなる季節
11月、12月
葉の鑑賞期間
分布または原産地
日本(本州:静岡県以西、四国、九州、南西諸島)、中国、台湾、インドシナ
形状
分枝
草丈・樹高
1000〜2000mm
葉の形
単葉(不分裂葉)
葉の生え方
対生
縁の形
全縁
葉の特記事項
花のつき方
単生
花弁の数
花の色
白
花径
50〜60
花序の長さ
実の色
橙
葉の色
緑
種苗の入手難易度
低
種苗の入手形態
苗
苗の流通時期
繁殖方法
挿木
日照条件
半日陰
水分の必要性
普通
土の必要性
必要
土壌酸度
耐候性
用途適性
盆栽、鉢植、生垣、公園・庭園、街路樹、コンテナ
ハーディネスゾーン
病害
虫害
オオスカシバ
香り
味覚
食用
毒性
有用
薬用、精油、その他クラフト
二十四節気、七十二候
物日の関わり
日本のお祭り
動物との関わり
文化との関わり
花言葉
諺
指定植物
農林水産省品種登録番号
農林水産省品種登録品種名称
日本花き取引コード
19262
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