植物図鑑
トウゴマ
トウゴマ属
トウゴマ
学名:
Ricinus communis
〔基本情報〕
熱帯では高さ10mほどの低木になりますが、温帯では高さ4~5mほどの一年草または多年草として扱われます。
しばしば全体に赤色~紫色を帯び、茎は直立します。
若い茎は粉白を帯びます。
葉は互生し、掌状に5~11裂して、径90cmほどにもなり、縁には鋸歯があります。
長い葉柄をもちます。
茎先に円錐花序を出します。
花には雄花と雌花があり、花序の上部に雌花、下部に雄花がつき、ともに花弁はありません。
果実は径2~3cmほどの球形~卵形の蒴果で、表面が刺に覆われます。
種子は楕円形で、まだら模様があります。
〔利用〕
種子から油(ヒマシ油)が得られ、有毒ですが、薬用や工業用などにされます。
〔栽培〕
増殖は実生によります。
発芽には20℃以上必要なので、春に十分気温が上がってから播きます。
耐寒性が弱いですが、根が凍らなければ地上部が枯れても翌春にまた芽吹きます。
日当たりと水はけのよい土壌を好みます。
枝葉がよく広がるので、株間2mほどの広いスペースを必要とします。
水やりは夏に晴天が続いて乾燥しないかぎりは降雨にまかせます。
施肥は元肥を施せば特に必要ありません。
病虫害は特にありません。
名前
トウゴマ(唐胡麻)、ヒマ(蓖麻)、castor bean、castor oil plant
生活型
一年草、多年草、低木
常緑・落葉
広葉・針葉
生活様式
地生
良く似た植物
植え付け(または播種)季節
5月、6月
花咲く季節
7月、8月、9月、10月
実のなる季節
葉の鑑賞期間
分布または原産地
熱帯アフリカと推定されている
形状
草丈・樹高
葉の形
分裂葉
葉の生え方
互生
縁の形
鋸歯
葉の特記事項
花のつき方
円錐花序
花弁の数
花の色
黄白
花径
花序の長さ
実の色
葉の色
赤、緑、紫
種苗の入手難易度
低
種苗の入手形態
種子、苗
苗の流通時期
繁殖方法
種
日照条件
日向
水分の必要性
普通
土の必要性
必要
土壌酸度
耐候性
耐暑性、非耐寒性
用途適性
花壇、公園・庭園
ハーディネスゾーン
9a〜11b
病害
虫害
香り
味覚
食用
毒性
有用
薬用、その他クラフト
二十四節気、七十二候
物日の関わり
日本のお祭り
動物との関わり
文化との関わり
花言葉
諺
指定植物
農林水産省品種登録番号
農林水産省品種登録品種名称
日本花き取引コード
19791
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