植物図鑑
ツリバナ
ニシキギ属
ツリバナ
学名:
Euonymus oxyphyllus var. oxyphyllus
〔基本情報〕低地~山地の林内や林縁にはえる高さ3~6mほどの落葉小高木。
当年枝は緑色で、古い枝は紫褐色となります。
葉は対生し、長さ3.5~10cm、幅2~5cmの卵形~長楕円形で洋紙質、細かい鋸歯があります。
葉柄は長さ0.3~1cmです。
花は新しい枝の基部の葉腋や芽鱗痕わきに出る集散花序に10~25個つきます。
花序には3~6cmの長い柄があり、よく枝分かれして下垂します。
花は径8mmほどで花弁は5枚あり、ときに紫色の斑点が出る黄緑色です。
果実は径1cmほどの球形の蒴果で、翼はありません。
果実は鮮やかな紫紅色に熟す、5つに割れて、朱赤色の種子を吊り下げます。
〔栽培〕増殖は実生と挿し木、取り木によります。半日陰で水保ちの良い場所を好みます。
〔備考〕花序が長く垂れることが名の由来です。
名前
ツリバナ(吊花)、タンザワツリバナ(丹沢吊花)、ツリバナマユミ(吊花真弓)
生活型
小高木
常緑・落葉
落葉
広葉・針葉
広葉
生活様式
地生
良く似た植物
植え付け(または播種)季節
2月、3月
花咲く季節
4月、5月、6月
実のなる季節
10月、11月
葉の鑑賞期間
分布または原産地
日本(北海道~九州)、千島列島南部、朝鮮、中国
形状
分枝
草丈・樹高
3000〜6000mm
葉の形
単葉(不分裂葉)
葉の生え方
対生
縁の形
鋸歯
葉の特記事項
花のつき方
集散花序
花弁の数
5
花の色
緑
花径
8
花序の長さ
実の色
赤、紫
葉の色
緑、赤
種苗の入手難易度
低
種苗の入手形態
苗
苗の流通時期
繁殖方法
種、挿木、取木
日照条件
半日陰
水分の必要性
普通
土の必要性
必要
土壌酸度
耐候性
用途適性
盆栽、鉢植、切花、公園・庭園、コンテナ
ハーディネスゾーン
病害
虫害
香り
味覚
食用
毒性
有用
二十四節気、七十二候
物日の関わり
日本のお祭り
動物との関わり
文化との関わり
花言葉
諺
指定植物
農林水産省品種登録番号
農林水産省品種登録品種名称
日本花き取引コード
20792
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