EVERGREEN - エバーグリーン

植物図鑑

ハヤトウリ

ハヤトウリ属 ハヤトウリ
学名: Sechium edule

〔基本情報〕つる性多年草。
大きな塊根をもちます。
つるはよく枝分かれしながら長く伸びます。
葉腋から出て枝分かれする巻きひげで、他のものに絡みつきます。
葉は互生する単葉で、浅く3裂する広卵形、縁には粗い鋸歯があります。
長い葉柄があります。
花には雄花と雌花があり、ともに白緑色で、葉腋に出る長さ10~15cmの総状花序につきます。
果実の形や色は変化に富みますが、日本で栽培されているものは洋ナシ形で、果皮は緑色もしくは白色です。

〔来歴〕大正6年(1917)に鹿児島県に導入され、薩摩隼人にちなんでハヤトウリと名づけられました。

〔利用〕実を食用にするほか、葉とともに薬用にもされます。

〔栽培〕増殖は実生、株分け、挿木によります。
種子は取り出さずに果実ごと植えつけます。
果実はふくらんだ方(花がついていた側)をやや上に向けて、半分ほど土に埋めます。
日当たりと水はけのよい肥沃な土壌を好みます。
水やりは根づいていれば、夏に晴天が続いて乾燥しないかぎりは降雨にまかせます。
施肥は生育期に緩効性化成肥料を適量施します。
病虫害としてはベと病や連作した際のつる枯病などがあります。

名前
ハヤトウリ(隼人瓜)、センナリウリ(千成瓜)、センナリ(千成)、チャヨテ、chayote
生活型
つる性草本
常緑・落葉
広葉・針葉
生活様式
地生
良く似た植物
植え付け(または播種)季節
4月、5月
花咲く季節
9月、10月
実のなる季節
10月、11月
葉の鑑賞期間
分布または原産地
熱帯アメリカ
形状
つる
草丈・樹高
葉の形
分裂葉
葉の生え方
互生
縁の形
鋸歯
葉の特記事項
花のつき方
総状花序
花弁の数
花の色
緑、白
花径
花序の長さ
実の色
緑、白
葉の色
種苗の入手難易度
種苗の入手形態
苗の流通時期
繁殖方法
種、挿木、株分け
日照条件
日向
水分の必要性
普通
土の必要性
必要
土壌酸度
耐候性
耐暑性
用途適性
壁面緑化
ハーディネスゾーン
病害
ベと病、つる枯病
虫害
香り
味覚
食用
毒性
有用
薬用、食用
二十四節気、七十二候
物日の関わり
日本のお祭り
動物との関わり
文化との関わり
花言葉
指定植物
農林水産省品種登録番号
農林水産省品種登録品種名称
日本花き取引コード
23509
検索サイトの検索キー
コメント
エバーグリーンポストでの記事

「 ハヤトウリ 」の投稿写真