植物図鑑
エビスグサ
センナ属
エビスグサ
学名:
Senna obtusifolia
〔基本情報〕
空き地などでみられる高さ0.5~2mになる一年草。
葉は互生する偶数羽状複葉で、ふつう3対の小葉からなります。
小葉は長さ2~6cm、幅1~2.5cmの倒卵形~長楕円形です。
葉軸の蜜腺は基部の小葉1対の間に1個だけあります。
葉腋に1~2個の花をつけます。
花は径1.5~2.5cmの黄色の5弁花です。
花柄は開花時には長さ1.5~3.5cm、果実期には長さ1.5~4cmとなります。
果実は長さ10~15cmで円柱形の豆果で、25~30個の種子があります。
〔来歴〕
江戸時代の享保年間に中国から薬用として渡来しました。
〔利用〕
種子は決明子(ケツメイシ)といい、薬用とするほか、はぶ茶の原料となります。
〔栽培〕
増殖は実生によります。
日当たりと水はけのよい場所であれば土質を選ばず、容易に栽培できます。
病虫害は特にありません。
名前
エビスグサ(夷草)、Chinese senna、American sicklepod、sicklepod
生活型
一年草
常緑・落葉
広葉・針葉
生活様式
地生
良く似た植物
ホソミエビスグサ
植え付け(または播種)季節
5月、6月、7月
花咲く季節
6月、7月、8月、9月
実のなる季節
葉の鑑賞期間
分布または原産地
熱帯アメリカ
形状
草丈・樹高
500〜2000mm
葉の形
偶数羽状複葉
葉の生え方
互生
縁の形
全縁
葉の特記事項
花のつき方
花弁の数
5
花の色
黄
花径
15〜25
花序の長さ
実の色
葉の色
緑
種苗の入手難易度
低
種苗の入手形態
種子
苗の流通時期
繁殖方法
種
日照条件
日向
水分の必要性
普通
土の必要性
必要
土壌酸度
耐候性
用途適性
公園・庭園
ハーディネスゾーン
病害
虫害
香り
味覚
食用
毒性
有用
薬用、飲用
二十四節気、七十二候
物日の関わり
日本のお祭り
動物との関わり
文化との関わり
花言葉
諺
指定植物
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