植物図鑑
キクザキリュウキンカ
キクザキリュウキンカ属
キクザキリュウキンカ
学名:
Ficaria verna
〔基本情報〕
原産地では山地の湿った草原や湖沼のほとりでみられる高さ30cmほどの多年草。
5月末までに地上部が枯れ、夏は休眠し、秋に再び芽生える冬緑性の植物です。
地下に塊根をもち、基部でよく枝分かれする短い茎が出ます。
葉はらせん状に互生する単葉で、心臓形~三角形です。
葉の表面には光沢があります。
葉柄は長く、基部で広がります。
葉腋から花茎を伸ばし、径3cmほどの黄色い花を単生させます。
花には花弁はなく、7~12個の光沢がある萼が花弁状に目立ちます。
果実は痩果で、金平糖のような形に集まります。
〔利用〕
有毒ですが、薬用として利用されます。
〔栽培〕
増殖は実生、株分けによります。
種子はとりまきとします。
日当たりと水はけのよい場所であれば土質は特に選びませんが、酸性土壌ではやや貧弱になるようです。
丈夫で栽培は容易です。
耐寒性も強いですが寒風や霜にあたると葉が傷むことがあります。
地植えの場合、環境が合うと増え広がり他の植物が負けてしまうので注意が必要です。
水やりは鉢植えの場合は秋~春の生育期は1日1回、地植えの場合は降雨にまかせます。
休眠中も土が乾かない程度に潅水します。
休眠中は多少乾燥に耐えますが、生育期間中は水切れに注意します。
施肥は特に必要ありません。
病虫害としては灰色かび病、ウイルス病、アブラムシなどがあります。
〔備考〕
リュウキンカに似るためこの名がありますが、別属の植物です。
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名前
キクザキリュウキンカ(菊咲立金花)、ヒメリュウキンカ(姫立金花)、lesser celandine、pilewort、fig buttercup
生活型
多年草
生活様式
地生
植え付け(または播種)季節
7月、8月、9月
花咲く季節
3月、4月、5月
分布または原産地
ヨーロッパ~コーカサス、北アフリカ
草丈・樹高
300mm
葉の形
単葉(不分裂葉)
葉の生え方
互生
花のつき方
単生
花の色
黄
花径
30
葉の色
緑
種苗の入手難易度
低
種苗の入手形態
苗
繁殖方法
種、株分け
日照条件
日向
水分の必要性
普通、湿潤
土の必要性
必要
耐候性
耐寒性、耐暑性
用途適性
鉢植、花壇、公園・庭園、壁面緑化
病害
灰色かび病、ウイルス病
虫害
アブラムシ
有用
薬用
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