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植物図鑑

レモングラス

オガルカヤ属 レモングラス
学名: Cymbopogon citratus

〔基本情報〕
高さ1.5~2mになる多年草。
葉は地際から多数出て、長さ90cm、幅1.2~2cmの線形~披針形です。
葉には中央脈が目立ち、葉の縁はざらつきます。
ボート状の苞鞘に抱かれた花序が、さらに円錐状につき、長さ60cmほどになる花序をなします。
各花序には総が2個ずつつき、1個の総は無柄と有柄の小穂が対になって並び、無柄の小穂は両性で、有柄の小穂は雄性で無芒です。

〔来歴〕
インド南部やスリランカ原産とされますが栽培型のみが知られ、原産地ははっきりしません。
日本へは大正時代初期に渡来したといわれています。

〔利用〕
葉をもむとレモンのような香りがあり、タイ料理などで香りづけとして用いられるほか、ハーブティーにもされます。
また、香料植物として精油が利用されます。
インドでは伝統医学アーユルヴェーダで薬用とされます。

〔栽培〕
増殖は株分けによります。
耐寒性がないため関東より北では戸外越冬できません。
気温が下がり始めたら刈り込んで、敷き藁などで防寒して越冬させます。
日当たりと風通しのよい場所に植えます。
土質は特に選びませんが、常に湿り気がある状態を好みます。
酸性の土壌は嫌います。
大株になるので広いスペースを確保します。
水やりは鉢植えの場合は土の表面が乾いたらたっぷりと与えます。
庭植えの場合は晴天が続いて極端に乾燥する場合を除き、降雨にまかせます。
越冬させる場合も乾燥しすぎない程度に水を与えます。
施肥は特に必要ありませんが液肥を月に2回ほど与えると生育がよくなります。
病虫害は特にありません。

名前
レモングラス、レモンガヤ、レモンソウ、lemon grass、oil grass
生活型
多年草
常緑・落葉
広葉・針葉
生活様式
地生
良く似た植物
植え付け(または播種)季節
4月、5月、6月、7月、8月、9月、10月
花咲く季節
7月
実のなる季節
葉の鑑賞期間
分布または原産地
インド南部、スリランカ
形状
草丈・樹高
1500〜2000mm
葉の形
線形
葉の生え方
根生
縁の形
葉の特記事項
花のつき方
円錐花序、小穂
花弁の数
花の色
花径
花序の長さ
600
実の色
葉の色
種苗の入手難易度
種苗の入手形態
苗の流通時期
繁殖方法
株分け
日照条件
日向
水分の必要性
普通
土の必要性
必要
土壌酸度
アルカリ性、中性
耐候性
耐暑性、非耐寒性
用途適性
鉢植、公園・庭園、コンテナ
ハーディネスゾーン
病害
虫害
香り
柑橘系
味覚
食用
毒性
有用
薬用、食用、飲用、精油、ポプリ、浴用
二十四節気、七十二候
物日の関わり
日本のお祭り
動物との関わり
文化との関わり
花言葉
指定植物
農林水産省品種登録番号
農林水産省品種登録品種名称
日本花き取引コード
19113
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