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植物図鑑

ジュズダマ

ジュズダマ属 ジュズダマ
学名: Coix lacryma-jobi

〔基本情報〕
高さ1~2mになる多年草ですが、寒さに弱いため、寒冷地では一年草となります。
おもに水辺や湿地に群生し、道端や空地でもみられます。
茎が多数出て大株となります。
葉は互生する単葉で、狭披針形~広線形で白く太い主脈がめだちます。
葉の基部は鞘になって茎を抱きます。
小穂には雄性と雌性があります。
茎の上部の葉腋から出る花序の基部に、かたい壺形の総苞(苞鞘)包まれた雌性の小穂がつき、その先に雄性の小穂が数個垂れ下がります。
雌性の小穂は1小花からなり、2分岐した花柱が苞鞘の外に突き出します。
雌性の小穂の脇には退化した小穂が2個つきます。
雄性の小穂は2小花からなります。
苞鞘は長さ1cmほどの卵球形で、熟すと非常にかたくなり、灰白色・灰褐色・黒色などの色があり、光沢があります。

〔来歴〕
古くに移入したものが、野生化したと考えられています。

〔利用〕
果実に糸を通して数珠をつくります。
果実や根は薬用にされます。
果実はかたい殻をとり、雑穀として食べることもできます。

〔栽培〕
増殖は実生、株分けによります。
日当たりのよい湿潤な場所を好みます。
環境が合えば放任でもよく育ちます。
施肥は特に必要ありません。
病虫害は特にありません。

名前
ジュズダマ(数珠玉)、Job's tears、Chinese pearl barley、adlay、adlay millet、coix seed'、gromwell grass、tear grass
生活型
一年草、多年草
常緑・落葉
広葉・針葉
生活様式
地生
良く似た植物
ハトムギ
植え付け(または播種)季節
4月、5月
花咲く季節
7月、8月、9月、10月
実のなる季節
葉の鑑賞期間
分布または原産地
熱帯アジア
形状
草丈・樹高
1000〜2000mm
葉の形
単葉(不分裂葉)
葉の生え方
互生
縁の形
葉の特記事項
花のつき方
小穂
花弁の数
花の色
花径
花序の長さ
実の色
葉の色
種苗の入手難易度
種苗の入手形態
種子、苗
苗の流通時期
繁殖方法
種、株分け
日照条件
日向
水分の必要性
普通、湿潤
土の必要性
必要
土壌酸度
耐候性
非耐寒性
用途適性
切花、公園・庭園、水辺緑化
ハーディネスゾーン
病害
虫害
香り
味覚
食用
毒性
有用
薬用、食用、その他クラフト
二十四節気、七十二候
物日の関わり
日本のお祭り
動物との関わり
文化との関わり
花言葉
指定植物
農林水産省品種登録番号
農林水産省品種登録品種名称
日本花き取引コード
19776
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