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植物図鑑

ウバユリ

ウバユリ属 ウバユリ
学名: Cardiocrinum cordatum var. cordatum

〔基本情報〕山野の落葉樹林の縁や、やや湿った窪地などでみられる高さ60~100cmの多年草。
地下に径2~3cmの鱗茎があります。
若い株では根出葉だけが出ますが鱗茎が大きくなると、茎を直立させるようになり、根出葉はなくなります。
葉は早春から展開し、茎の下半分に輪生状に数枚つきます。
葉は長さ15~25cmの広卵状楕円形で基部は心臓形となり、網状の脈をもちます。
葉には長い葉柄があります。
花茎は5月頃から伸び出し、総状花序を出し、数個の花が横向きにつきます。
花は長さ7~10cmの6弁花で緑白色、内側には淡い褐色の斑点があります。
花は半開し、夕方に開いて、強い香りがあります。
果実は長さ4~5cmの楕円状の蒴果で、熟すと上部だけが裂開して、強風の日にだけ種子が効率よく散布される構造になっています。
種子は長さ10~13mmで扁平で広い膜があります。
花が咲くと、小さな鱗茎を1~2個つくり、親株は枯れます。

〔利用〕新芽や若葉、鱗茎は食用になります。
鱗茎から良質のでんぷんが採れるほか、薬用にもされます。

〔栽培〕増殖は実生によります。
明るい半日陰から日陰で育てます。
強い直射日光に当たると葉焼けをおこすことがあります。
土質は特に選びませんが、水はけと水もちのよい土壌を好みます。

〔備考〕名は、花が咲く時に葉のないことが多いので歯のない「姥(うば)」に例えたといいます。

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詳細情報

名前
ウバユリ(姥百合)
生活型
多年草
生活様式
地生
花咲く季節
7月、8月
分布または原産地
日本(本州:宮城県・石川県以西、四国、九州)
草丈・樹高
600〜1000mm
葉の形
単葉(不分裂葉)
葉の生え方
互生
花のつき方
総状花序
花弁の数
6
花の色
緑、白
葉の色
種苗の入手難易度
種苗の入手形態
繁殖方法
日照条件
半日陰、日陰
水分の必要性
普通
土の必要性
必要
用途適性
花壇、公園・庭園
食用
葉、球根
有用
薬用、食用
指定植物
日本固有種
日本花き取引コード
75247
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