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植物図鑑

フユノハナワラビ

ハナワラビ属 フユノハナワラビ
学名: Botrychium ternatum var. ternatum

〔基本情報〕
山野でみられる冬緑性の地生シダ。
根茎は短く、直立します。
葉は根茎から年に1枚出ます。
栄養葉は長さ5~10cm、幅8~12cmほどで、3出葉的に3~4回羽状に裂け、やや厚みがあります。
羽片はほぼ三角形で、下部のものには長い柄があり、裂片は広楕円形~広卵形となり縁には鈍い鋸歯があります。
栄養葉の葉柄は3~8cmです。
冬には葉が赤みを帯びますす。
胞子葉は栄養葉よりはるかに長く、長さ12~25cmの柄をもちます。
胞子葉は2~3回羽状に裂け、短い枝に直接胞子嚢をつけるため、全体的に円錐花序のような見た目となります。
胞子葉は胞子を飛ばした後、枯死します。

〔利用〕
全草を薬用とします。

〔栽培〕
増殖は株分けによります。
半日陰で水はけ、水もちのよい土壌を好みます。
水やりは秋~春は土の表面が乾いたらたっぷりと与え、休眠期は過湿にならない程度に控えます。
施肥は生育期間中に液肥を月に1回程度与えるか緩効性肥料を置き肥します。
病虫害は特にありません。

名前
フユノハナワラビ(冬花蕨)、カンワラビ(寒蕨)
生活型
シダ
常緑・落葉
広葉・針葉
生活様式
地生
良く似た植物
植え付け(または播種)季節
7月
花咲く季節
実のなる季節
葉の鑑賞期間
分布または原産地
日本(北海道:渡島、本州、四国、九州)、東アジア温帯~暖帯
形状
草丈・樹高
葉の形
葉の生え方
縁の形
鋸歯
葉の特記事項
花のつき方
花弁の数
花の色
花径
花序の長さ
実の色
葉の色
種苗の入手難易度
種苗の入手形態
苗の流通時期
繁殖方法
株分け
日照条件
半日陰
水分の必要性
普通
土の必要性
必要
土壌酸度
耐候性
用途適性
盆栽、鉢植
ハーディネスゾーン
病害
虫害
香り
味覚
食用
毒性
有用
薬用
二十四節気、七十二候
物日の関わり
日本のお祭り
動物との関わり
文化との関わり
花言葉
指定植物
農林水産省品種登録番号
農林水産省品種登録品種名称
日本花き取引コード
22947
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