植物図鑑
ヒスイカズラ
Strongylodon属
ヒスイカズラ
学名:
Strongylodon macrobotrys
〔基本情報〕
大形の常緑つる性木本。
つるは径2.5cmほどで強靭、長さは15~20mにもなります。
フィリピンの熱帯雨林が原産で、熱帯では太陽光を求めて高木の上まで這い登ります。
葉は互生し、3小葉からなり、小葉は長さ7.5~12cmの卵円形~長楕円形で、先がとがり、葉の縁は全縁です。
若葉は赤褐色を帯びます。
日本では春~初夏に咲きます。
葉腋から長さ60~100cmの総状花序が長く垂れ下がり、ヒスイ色の花が75個以上つきます。
花はかぎ爪のような形をした長さ7.5cmほどの蝶形花で、旗弁は反り返って先が細く、翼弁は楕円形、竜骨弁は長く突き出し、上側にカーブしてくちばし状にとがります。
萼は青紫色を帯びます。
果実は長さ10~15cmほどで楕円形~円筒形の豆果で、大きな種子を数個含み、熟しても割れません。
〔栽培〕
増殖は取木、挿木によります。
実生も可能です。
耐寒性がなく、霜にも弱いので、冬越しには10~15℃以上を保てるようにします。
日当たりと水はけ・水もちがよく、酸性~中性で肥沃な土壌を好みます。
夏は強い直射日光を避け、半日陰に置いてもよいです。
水やりは春~秋は土の表面が乾いたらたっぷりと与え、冬は乾かし気味に管理します。
施肥は初夏~初秋に緩効性化成肥料を置き肥します。
病虫害としてはアブラムシ、ハダニがあります。
名前
ヒスイカズラ(翡翠葛)、ジェードバイン、jade vine、emerald vine、turquoise jade vine
生活型
つる性木本
常緑・落葉
常緑
広葉・針葉
広葉
生活様式
地生
良く似た植物
植え付け(または播種)季節
5月、6月、7月、8月、9月
花咲く季節
3月、4月、5月、6月、7月
実のなる季節
葉の鑑賞期間
分布または原産地
フィリピン
形状
つる
草丈・樹高
葉の形
葉の生え方
互生
縁の形
全縁
葉の特記事項
花のつき方
総状花序
花弁の数
花の色
緑、青
花径
花序の長さ
実の色
葉の色
緑
種苗の入手難易度
低
種苗の入手形態
苗
苗の流通時期
繁殖方法
種、挿木
日照条件
日向、半日陰
水分の必要性
乾燥、普通
土の必要性
必要
土壌酸度
中性、酸性
耐候性
耐暑性、非耐寒性
用途適性
鉢植、コンテナ
ハーディネスゾーン
10a〜12b
病害
虫害
アブラムシ、ハダニ
香り
味覚
食用
毒性
有用
二十四節気、七十二候
物日の関わり
日本のお祭り
動物との関わり
文化との関わり
花言葉
諺
指定植物
農林水産省品種登録番号
農林水産省品種登録品種名称
日本花き取引コード
70494
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