植物図鑑
カニステル
Pouteria属
カニステル
学名:
Pouteria campechiana
〔基本情報〕
高さ10m前後の常緑高木。
条件がよいと30mに達するものもあるとされます。
樹を傷つけると白色の乳液(ラテックス)が出ます。
葉は互生する単葉で、表面に光沢があり、縁は全縁です。
気温が高ければ周年開花します。
花は葉腋につき、小さく、白色です。
果実は卵形~紡錘形で先がとがり、黄色~オレンジ色に熟します。
果肉にはゆで卵の黄身のようなほくほくした食感がありますが、完熟しないと独特なにおいがありおいしくありません。
果実には大きな種子が含まれます。
〔利用〕
果実を食用にします。
材は垂木など建築材として用いられます。
チクルも得られます。
〔栽培〕
増殖は実生、接木、取木によります。
種子は寿命が数日と短いので取り播きとします。
播種後、数週間で発芽します。
軽い霜にあたる程度であれば寒さに耐えます。
水はけのよい肥沃な土壌を好みます。
若木のうちは半日陰で、大きくなってからは日向で育てます。
水やりは鉢植えの場合は土の表面が乾いたらたっぷりと与え、地植えの場合は降雨にまかせます。
施肥は春と秋に緩効性肥料を施します。
病虫害は特にありません。
名前
カニステル、クダモノタマゴ(果物卵)、タマゴノキ(卵木)、canistel、egg fruit
生活型
高木
常緑・落葉
常緑
広葉・針葉
広葉
生活様式
地生
良く似た植物
植え付け(または播種)季節
4月、5月、6月
花咲く季節
実のなる季節
葉の鑑賞期間
分布または原産地
メキシコ南部、ベリーズ、グアテマラ、エルサルバドル
形状
直立
草丈・樹高
10000mm
葉の形
単葉(不分裂葉)
葉の生え方
互生
縁の形
全縁
葉の特記事項
花のつき方
花弁の数
花の色
白
花径
花序の長さ
実の色
橙、黄
葉の色
緑
種苗の入手難易度
低
種苗の入手形態
苗
苗の流通時期
繁殖方法
種、接木
日照条件
日向、半日陰
水分の必要性
普通
土の必要性
必要
土壌酸度
耐候性
耐暑性
用途適性
鉢植、公園・庭園
ハーディネスゾーン
病害
虫害
香り
味覚
食用
実
毒性
有用
食用、その他クラフト
二十四節気、七十二候
物日の関わり
日本のお祭り
動物との関わり
文化との関わり
花言葉
諺
指定植物
農林水産省品種登録番号
農林水産省品種登録品種名称
日本花き取引コード
75720
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