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ペチュニア

ナス科 ツクバネアサガオ属

Petunia ×hybrida

〔基本情報〕
多年草。
葉は互生する単葉で、全縁です。
葉の質はやわらかく、腺毛がありべたつきます。
花がつく節からは対生します。
花は上部の葉腋に単生し、花冠は高盆形~漏斗形で浅く5裂します。
雄しべは4個、仮雄ずいが1個あります。
果実は蒴果です。

〔来歴〕
南アメリカに分布するペチュニア アキシラリス(Petunia axillaris)、ペチュニア インテグリフォリア(P. integrifolia)を中心に品種改良されました。
1980年代からはその他の野生種も交配親として加わり、形質の幅が広がりました。

〔栽培〕
増殖は実生、挿芽によります。
発芽適温は25℃、生育適温は10~14℃以上となります。
秋播きの場合は冬は日当たりのよい室内に取り込むか、霜を避けて寒風の当たらない環境にすれば戸外でも越冬可能です。
日当たりと水はけ、風通しのよい環境で育てます。
有機質に富んだ弱酸性の土を好みます。
高温多湿に弱いです。
水やりは鉢植えの場合は土の表面が乾いたらたっぷりと与えます。
肥料を好むので元肥のほか、春と秋は緩効性肥料の追肥以外に、液肥も2週間~10日に1回施します。
真夏は生育が鈍るので肥料は控えます。
植えつけ2週間後から摘心をおこなうと、脇芽が伸びて花数が多くなります。
株が混んだり、葉に泥がはねると病気の原因になるので、マルチングで泥はねを防いだり、こまめに花がらや葉・伸びすぎた枝の整理をおこないます。
真夏に株が蒸れるのを防ぐために梅雨前に1/2の高さまで切戻すとよいです。
病虫害としては灰色かび病、アブラムシなどがあります。
名前 ペチュニア 、ツクバネアサガオ (衝羽根朝顔)
花咲く季節 ? 3月、4月、5月、6月、7月、8月、9月、10月、11月
生活型 ? 多年草
生活様式 ? 地生
植え付け(または播種)季節 ? 4月、5月、9月、10月
葉の形 ? 単葉(不分裂葉)
葉の生え方 ? 対生、互生
縁の形 ? 全縁
花のつき方 ? 単生
花の色 ? 赤、黄、青、紫、桃、白、複色
葉の色 ?
種苗の入手難易度 ?
種苗の入手形態 ? 種子、苗
繁殖方法 ? 種、挿芽
日照条件 ? 日向
水分の必要性 ? 普通
土の必要性 ? 必要
土壌酸度 ? 酸性
用途適性 ? 鉢植、花壇、公園・庭園、壁面緑化、コンテナ、ベランダ、ハンギングバスケット
病害 ? 灰色かび病
虫害 ? アブラムシ
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