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植物図鑑

ダイオウマツ

マツ属 ダイオウマツ
学名: Pinus palustris

〔基本情報〕
高さ40m、幹径1mにもなる常緑針葉高木。
樹皮は赤褐色で、鱗片状にはがれます。
葉は長さ20~50cmの針形で、3本ずつ束生し、ややねじれて長く垂れ下がります。
雄花・雌花ともに新しい枝につきます。
雄花は枝の根元の方に多数つき、雌花は小さな松かさ形で枝の先端につきます。
球果は長さ15~25cm、径5~7cmで翌年の秋に熟します。
種子には翼があります。

〔利用〕
材は非常にかたく有用です。

〔栽培〕
増殖は実生によります。
日当たりと水はけがよく、暖かい湿潤な気候と湿潤な土地を好みます。
また、根に酸素を好む共生菌がいるので、空気を含む土壌が必要です。
成木では移植を嫌い、移植すると衰弱して回復しないことが多いのでできるだけ幼木を植える方がよいです。
水やりは土が乾いたらたっぷりと与えます。
施肥は寒肥として緩効性化成肥料を株のまわりに施します。
剪定はあまり行わず、春に伸び出したやわらかい新梢を4~5月に摘む‘緑摘み’と、晩秋、夏に伸びた枝を数本残して古い葉や残りの枝をしごいて落とす‘もみあげ’行うことで樹形を整えます。

〔備考〕
野生下では発芽してからすぐに成長せず、長期間草本のような状態で過ごし、森林火災などで熱にあたると成長を開始するという報告があります。

名前
ダイオウマツ(大王松)、ダイオウショウ(大王松)、longleaf pine
生活型
高木
常緑・落葉
常緑
広葉・針葉
針葉
生活様式
地生
良く似た植物
植え付け(または播種)季節
2月、3月
花咲く季節
4月、5月
実のなる季節
9月、10月
葉の鑑賞期間
分布または原産地
アメリカ合衆国南東部
形状
直立
草丈・樹高
40000mm
葉の形
針状葉
葉の生え方
束生
縁の形
葉の特記事項
花のつき方
毬状花序
花弁の数
花の色
花径
花序の長さ
実の色
葉の色
種苗の入手難易度
種苗の入手形態
種子、苗
苗の流通時期
繁殖方法
日照条件
日向
水分の必要性
普通
土の必要性
必要
土壌酸度
耐候性
用途適性
鉢植、切花、公園・庭園
ハーディネスゾーン
病害
虫害
香り
味覚
食用
毒性
有用
その他クラフト
二十四節気、七十二候
物日の関わり
日本のお祭り
動物との関わり
文化との関わり
花言葉
指定植物
農林水産省品種登録番号
農林水産省品種登録品種名称
日本花き取引コード
19222
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