植物図鑑
ヒマラヤスギ
ヒマラヤスギ属
ヒマラヤスギ
学名:
Cedrus deodara
〔基本情報〕高さ50mに達する常緑針葉高木。
樹形は円錐形で、枝が水平に出て、先がやや垂れます。
樹皮は細かく鱗片状にはがれます。
葉は長枝ではらせん状に、短枝では束状につき、長さ3~5cmの針形です。
葉は淡い青緑色で、白色の気孔線があり、先がとがります。
花には雄花と雌花があり、ともに短枝の先につきます。
雄花は黄色く長さ3~5cmの棍棒状で、雌花は紫紅色の卵形です。
果実は長さ7~12cmで長卵形の球果で、直立し、翌年以降の秋に熟します。
〔利用〕世界三大公園樹のひとつで、広い庭や公園に植えると枝を大きく広げて端正な樹姿となります。
〔栽培〕増殖は実生と挿木によりますが、挿木で増やしたものは樹形が悪くなります。
日当たりと水はけのよい肥沃な場所を好みますが、乾湿とも比較的耐え、土質も選ばずよく育ちます。
強い風が吹く場所では樹形が乱れます。
湿潤な土壌では根が浅く張り、倒れやすくなります。
大木になるので広いスペースが必要です。
施肥は冬期に油かすなど有機肥料を施します。
成長がはやく、刈込にも耐えます。
病虫害は特にありません。
名前
ヒマラヤスギ、ヒマラヤシーダー、Himalayan cedar、deodar cedar、deodar
生活型
高木
常緑・落葉
常緑
広葉・針葉
針葉
生活様式
地生
良く似た植物
植え付け(または播種)季節
2月、3月、4月、9月、10月、11月
花咲く季節
10月、11月
実のなる季節
10月、11月
葉の鑑賞期間
分布または原産地
ヒマラヤ西部~アフガニスタン東部
形状
直立
草丈・樹高
50000mm
葉の形
針状葉
葉の生え方
縁の形
葉の特記事項
花のつき方
花弁の数
花の色
花径
花序の長さ
実の色
葉の色
種苗の入手難易度
低
種苗の入手形態
苗
苗の流通時期
繁殖方法
種、挿木
日照条件
日向
水分の必要性
普通
土の必要性
必要
土壌酸度
耐候性
用途適性
生垣、公園・庭園
ハーディネスゾーン
病害
虫害
香り
味覚
食用
毒性
有用
二十四節気、七十二候
物日の関わり
日本のお祭り
動物との関わり
文化との関わり
花言葉
諺
指定植物
農林水産省品種登録番号
農林水産省品種登録品種名称
日本花き取引コード
22077
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