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植物図鑑

クロッカス

サフラン属 クロッカス
学名: Crocus

〔基本情報〕高さ10cmほどの球根植物。
早春に花を咲かせるものが一般的ですが、秋咲きのグループもあります。
地下に茎が短縮して肥大した球茎ができ、これがクロッカスの球根とよばれているものにあたります。
球茎の外皮は種によって繊維状、膜質、革質とことなり、種の区別の目安になります。
葉は根出して線形、表側の中央に青白色~銀色の溝が通り、裏側にはふつう2本の溝があります。
葉の基部は薄い膜で鞘状に包まれます。
葉は花時には花より短く、花が終わると伸び出し、春咲きのものは6月頃枯れて休眠します。
花は葉の中心から1~数個出ます。
花は基部が細くなる筒状花で、花弁は6個あり、白、黄、紫、藤、青紫、赤紫など多彩な色があります。
花筒が長く、子房は地下にありますが、果実は地上で熟します。

〔栽培〕増殖は球根によります。
日当たりがよく、有機質に富んだ水はけのよい砂質土壌を好みます。
少なくとも葉の出ている期間は半日以上日が当たるところに置きます。日当たりが悪いと球根が大きくならないため、翌年以降の花つきが悪くなります。
水をやりすぎると球根が腐るので、乾いたら与えるようにします。
植えつけ時に元肥をし、開花後にカリ分の多い肥料を追肥しますが、多く与えすぎると球根が腐るので注意が必要です。
葉が枯れたら球根を掘り上げて保管するか、水はけがよい場所であればそのまま植えっぱなしにしておきます。
春咲きのものは冬の寒さに一定期間あたらないと開花しません。
病虫害として乾腐病、軟腐病、モザイク病があります。

名前
クロッカス、crocus
生活型
多年草
常緑・落葉
広葉・針葉
生活様式
地生
良く似た植物
植え付け(または播種)季節
8月、9月、10月
花咲く季節
2月、3月、4月、10月、11月
実のなる季節
葉の鑑賞期間
分布または原産地
地中海地域~中国西部
形状
草丈・樹高
100mm
葉の形
線形
葉の生え方
根生
縁の形
全縁
葉の特記事項
花のつき方
花弁の数
6
花の色
黄、白、紫
花径
花序の長さ
実の色
葉の色
種苗の入手難易度
種苗の入手形態
球根、苗
苗の流通時期
繁殖方法
球根
日照条件
日向
水分の必要性
普通
土の必要性
必要
土壌酸度
耐候性
耐寒性、耐霜性
用途適性
鉢植、花壇、公園・庭園、コンテナ、ベランダ
ハーディネスゾーン
病害
乾腐病、軟腐病、モザイク病
虫害
香り
味覚
食用
毒性
有用
二十四節気、七十二候
物日の関わり
日本のお祭り
動物との関わり
文化との関わり
花言葉
指定植物
農林水産省品種登録番号
農林水産省品種登録品種名称
日本花き取引コード
16204
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