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植物図鑑

ブドウ

ブドウ属 ブドウ
学名: Vitis

〔基本情報〕野生では60種ほどが知られる落葉つる性木本。巻きひげがあり、ときに低木状になります。
葉は単葉で互生し、掌状に裂けるものが多いです。
葉と対生する位置に円錐状の集散花序を出します。花は小さく、株によって両性または雄性で、花弁は5個ありますが頂部で合生しており、開花時に帽子をぬぐように脱落します。雄しべは5本で、5個の蜜腺と互生します。
果実は球形の液果です。

〔来歴〕果樹として多く栽培されるのは栽培起源種であるヨーロッパブドウと、北米起源の栽培種アメリカブドウ、さらに両者の雑種といわれます。紀元前4,000年には西アジアでヨーロッパブドウの栽培がはじまっています。
日本では平安時代末期に‘甲州’という品種が発見され栽培されはじめましたが、本格的に栽培され始めたのは元禄時代になってからです。近代的なブドウ栽培は明治時代になってからで、大正時代以降本格化しました。

〔利用〕果実は生食されるほか、ドライフルーツに加工されたり、発酵させてワイン原料となります。

名前
ブドウ(葡萄)、grape、vine
生活型
つる性木本
常緑・落葉
落葉
広葉・針葉
生活様式
地生
良く似た植物
植え付け(または播種)季節
2月、3月
花咲く季節
5月、6月
実のなる季節
7月、8月
葉の鑑賞期間
分布または原産地
北半球
形状
つる
草丈・樹高
葉の形
分裂葉
葉の生え方
互生
縁の形
鋸歯
葉の特記事項
花のつき方
集散花序
花弁の数
花の色
花径
花序の長さ
実の色
緑、紫
葉の色
種苗の入手難易度
種苗の入手形態
苗の流通時期
繁殖方法
日照条件
日向
水分の必要性
土の必要性
必要
土壌酸度
耐候性
用途適性
鉢植、公園・庭園、壁面緑化、コンテナ、ベランダ
ハーディネスゾーン
病害
黒とう病、晩腐病
虫害
カイガラムシ、ハダニ、ブドウトラカミキリ、ブドウスカシバ、チャノキイロアザミウマ
香り
味覚
食用
毒性
有用
食用
二十四節気、七十二候
物日の関わり
日本のお祭り
動物との関わり
文化との関わり
花言葉
指定植物
農林水産省品種登録番号
農林水産省品種登録品種名称
日本花き取引コード
22916
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