植物図鑑
オランダイチゴ
オランダイチゴ属
オランダイチゴ
学名:
Fragaria ananassa
〔基本情報〕交配によって作られた多年草です。全体に毛があります。葉腋から走出枝(ランナー)を出して、その先に子株をつけます。
葉は根出または互生し、長い柄があり、3小葉からなる複葉で鋸歯があります。
花は白色で花弁は5-8個です。
果実のように見える部分は肥大した花床で、花床表面のくぼみについている、いわゆるイチゴのつぶつぶが本当の果実です。
〔来歴〕『枕草子』にイチゴの名を見ることができますが、これはオランダイチゴのことではありません。日本には1800年代にオランダ人によって持ち込まれました。栽培が本格化したのは1960年代後半からの高度経済成長期です。
〔利用〕イチゴとして店頭に出回ります。
〔栽培〕増殖は子株の株分けによります。病害虫としてウイルス病、灰色かび病、ヨトウムシ、アブラムシがあります。またナメクジやダンゴムシ、野鳥による実の食害にも注意が必要です。
名前
オランダイチゴ(阿蘭陀苺)、イチゴ(苺)、garden strawberry、strawberry、commercial strawberries
生活型
多年草
常緑・落葉
広葉・針葉
生活様式
地生
良く似た植物
植え付け(または播種)季節
10月、11月
花咲く季節
4月、5月
実のなる季節
5月、6月
葉の鑑賞期間
分布または原産地
形状
草丈・樹高
葉の形
3出複葉
葉の生え方
互生
縁の形
鋸歯
葉の特記事項
花のつき方
花弁の数
花の色
白
花径
花序の長さ
実の色
赤、白
葉の色
緑
種苗の入手難易度
低
種苗の入手形態
苗
苗の流通時期
繁殖方法
株分け
日照条件
日向
水分の必要性
土の必要性
必要
土壌酸度
耐候性
用途適性
グラウンドカバー、鉢植、花壇、公園・庭園、コンテナ、ベランダ、ハンギングバスケット
ハーディネスゾーン
病害
ウイルス病、灰色かび病、うどんこ病、炭そ病
虫害
ヨトウムシ、アブラムシ、ナメクジ、ダンゴムシ、ネキリムシ、ハダニ、コナジラミ
香り
味覚
食用
実
毒性
有用
食用
二十四節気、七十二候
物日の関わり
日本のお祭り
動物との関わり
文化との関わり
花言葉
諺
指定植物
農林水産省品種登録番号
農林水産省品種登録品種名称
日本花き取引コード
22374
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