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植物図鑑

ウンシュウミカン

ミカン属 ウンシュウミカン
学名: Citrus unshiu

〔基本情報〕果樹として栽培される常緑の低木-小高木。
日本で栽培される代表的なカンキツ類のひとつです。
枝にはほとんど刺がありません。
互生する葉は単葉のようですが、複葉が退化したもので、長さ10~15cmの卵状楕円形で全縁です。翼葉はほとんどありません。
花は白色の5弁花で、ふつう1個ずつつきます。多数の雄しべが花糸の中部まで合生し雄ずい筒をつくります。
果実は扁球形で黄橙色に熟し、果皮は薄く、容易に剥けます。果実の内部は複数の室に分かれ、分室の壁からはえる多数の毛が多汁質となり可食部となります。単為結果であるため、ふつうは種子がありません。

〔来歴〕約500年以上前、偶発実生により日本で発祥したとされます。

〔栽培〕増殖は接木によります。ナツミカンよりやや暖地を好みますが早生系であれば東京近郊でも栽培可能です。アゲハチョウの食草です。

名前
ウンシュウミカン(温州蜜柑)、Satsuma mandarine、Satsuma orange、Unshiu orange
生活型
低木、小高木
常緑・落葉
常緑
広葉・針葉
広葉
生活様式
地生
良く似た植物
植え付け(または播種)季節
3月、4月
花咲く季節
5月、6月
実のなる季節
10月、11月、12月
葉の鑑賞期間
分布または原産地
鹿児島県長島
形状
直立
草丈・樹高
葉の形
単葉、複葉
葉の生え方
互生
縁の形
全縁
葉の特記事項
花のつき方
単生、総状花序
花弁の数
5
花の色
花径
花序の長さ
実の色
葉の色
種苗の入手難易度
種苗の入手形態
苗の流通時期
繁殖方法
接木
日照条件
日向
水分の必要性
土の必要性
必要
土壌酸度
耐候性
用途適性
鉢植、公園・庭園、ベランダ
ハーディネスゾーン
病害
黒点病、かいよう病、灰色かび病
虫害
カイガラムシ、ハダニ、アブラムシ、ミカンハモグリガ、ハマキムシ、ナメクジ、カミキリムシ
香り
味覚
食用
毒性
有用
食用
二十四節気、七十二候
物日の関わり
正月
日本のお祭り
動物との関わり
アゲハチョウの食草
文化との関わり
花言葉
指定植物
農林水産省品種登録番号
農林水産省品種登録品種名称
日本花き取引コード
23539
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