ダイヤモンドリリーnew12月の過去記事

ノゲシ

キク科 ノゲシ属

Sonchus oleraceus

〔基本情報〕空き地や道端などでみられる高さ50~100cmの越年草。
茎や葉を傷つけると白い乳液が出ます。
茎は太く、やわらかで、中空、稜があります。
葉には根出葉と茎葉があります。
根出葉は不規則に羽状に切れ込みます。
茎葉は互生し、基部がとがった耳状に突き出て、茎を抱きます。
茎の下部の葉ほど深く不規則な切れ込みがはいります。
茎の上部が枝分かれして、径2cmほどの黄色~クリーム色の頭花をつけます。
花柄にはときに腺毛がはえます。
よく咲く時期は4~7月ですが、年中咲いているのを見かけます。
果実は痩果で、白色の冠毛があります。

〔来歴〕日本へは古くに中国から帰化したと考えられています。

〔利用〕全草を薬用とします。
若い苗は苦味がありますが食べられます。
名前 ノゲシ (野芥子) 、ハルノノゲシ (春野芥子) 、ケシアザミ (芥子薊) 、アイノゲシ
common sowthistle、sow thistle、smooth sow thistle、annual sow thistle、hare's colwort、hare's thistle、milky tassel、milk thistle、soft thistle、swinies
花咲く季節 ? 4月、5月、6月、7月
分布または原産地 ? ヨーロッパ
生活型 ? 越年草
生活様式 ? 地生
草丈・樹高 ? 500〜1000mm
葉の形 ? 単葉(不分裂葉)、分裂葉
葉の生え方 ? 互生、根生
花の色 ? 黄、黄白
花径 ? 20mm
葉の色 ?
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