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植物図鑑

キクニガナ

キクニガナ属 キクニガナ
学名: Cichorium intybus

〔基本情報〕高さ30~150cmになる多年草。
茎や葉を傷つけると白色の乳液を出します。
直根性で根が深く伸びます。
茎はよく枝分かれします。
葉には根出葉と茎葉があり、広楕円形から羽状に切れ込むものまで様々です。
茎につく葉は互生し、小形です。
花は葉腋や茎先に単生し、径2~4cmで淡い青紫色の舌状花のみからなる頭花です。
花の色には淡い青色や白色、ピンク色のものもあります。
果実は痩果です。

〔来歴〕ギリシア、ローマ時代から栽培されていたとされます。
日本には明治初年に渡来しました。

〔利用〕独特の苦みがあり、軟白した葉をサラダなどに用います。
根と根茎は薬用とされるほか、コーヒーの代用にもされます。

〔栽培〕増殖は実生によります。
日当たりと水はけがよく、肥沃でアルカリ性の土壌を好みます。
高温多湿に弱いので夏に風通しがよく涼しい場所がよいです。
直根性で根が深く伸びるので、深く耕すようにします。
水やりは降雨にまかせます。
施肥は元肥のほか、春~秋は緩効性化成肥料を月に1回ほど与えます。
病虫害としてはアブラムシがあります。

名前
キクニガナ(菊苦菜)、チコリー、common chicory、blue daisy、blue dandelion、blue sailors、blue weed, bunk、coffeeweed、cornflower、hendibeh、horseweed、ragged sailors、succory、wild bachelor's buttons、wild endive
生活型
多年草
常緑・落葉
広葉・針葉
生活様式
地生
良く似た植物
植え付け(または播種)季節
9月、10月
花咲く季節
7月、8月、9月、10月
実のなる季節
葉の鑑賞期間
分布または原産地
ヨーロッパ
形状
草丈・樹高
300〜1500mm
葉の形
単葉(不分裂葉)、分裂葉
葉の生え方
互生、根生
縁の形
葉の特記事項
花のつき方
頭状花序
花弁の数
花の色
青、桃、白
花径
花序の長さ
実の色
葉の色
種苗の入手難易度
種苗の入手形態
種子、苗
苗の流通時期
繁殖方法
日照条件
日向
水分の必要性
普通
土の必要性
必要
土壌酸度
アルカリ性
耐候性
用途適性
花壇
ハーディネスゾーン
病害
虫害
アブラムシ
香り
味覚
苦味
食用
毒性
有用
薬用、食用、飲用
二十四節気、七十二候
物日の関わり
日本のお祭り
動物との関わり
文化との関わり
花言葉
指定植物
農林水産省品種登録番号
農林水産省品種登録品種名称
日本花き取引コード
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