植物図鑑
キダチチョウセンアサガオ
キダチチョウセンアサガオ属
キダチチョウセンアサガオ
学名:
Brugmansia suaveolens
〔基本情報〕3~10mほどになる低木または小高木。
葉は互生する単葉で、大きく、縁が波状または全縁となります。
花は葉腋に単生し、長さは10cm~50cmほどになる先端が大きく開いたラッパ状~筒状で下向きに咲きます。花冠は浅く5裂し、先端は角状にとがって反転します。
花筒の首部は細くくびれます。
花は夜に香るものが多いです。
花色は白やオレンジ、黄色、ピンクなどがあり、八重咲きのものもあります。
萼は長い筒状です。
〔栽培〕栽培は容易で、肥沃な腐植質を含む土壌で生育がよいです。
日当たりがよい場所を好みますが、夏は直射日光には当てないよう遮光が必要です。
鉢植えでは土の表面が乾いてきたらたっぷりと水を与えます。
肥料は春から秋の生育期には切らさないように、固形の油かすなどを施します。
剪定をおこなわないと徒長して姿が崩れるため、初冬に大きく刈り込んだ方が良いです。
凍結や霜にあたらなければ露地で冬越しできます。
暖地では大きく育てることができ、花つきのよいものであればのべ100輪以上の花が咲きます。
増殖は実生か挿木、取木によります。
害虫としてヨトウムシやハダニがあります。
〔備考〕アルカロイドなどを含む有毒植物です。
キダチチョウセンアサガオはBrugmansia suaveolensにあてられる和名ですが、日本で広く栽培されているものは本種であることは少なく、多くが交配品種です。
また、コダチチョウセンアサガオ(Brugmansia ×candida)というものもあります。
名前
キダチチョウセンアサガオ(木立朝鮮朝顔)、オオバナチョウセンアサガオ、カシワバチョウセンアサガオ、コダチチョウセンアサガオ、Angel's Trumpet
生活型
低木、小高木
常緑・落葉
広葉・針葉
広葉
生活様式
地生
良く似た植物
植え付け(または播種)季節
4月、5月
花咲く季節
6月、7月、8月、9月、10月、11月
実のなる季節
葉の鑑賞期間
分布または原産地
形状
直立
草丈・樹高
3000〜10000mm
葉の形
単葉(不分裂葉)
葉の生え方
互生
縁の形
葉の特記事項
花のつき方
単生
花弁の数
花の色
白、橙、黄、桃
花径
花序の長さ
実の色
葉の色
緑
種苗の入手難易度
低
種苗の入手形態
苗
苗の流通時期
繁殖方法
種、挿木、取木
日照条件
日向
水分の必要性
普通
土の必要性
必要
土壌酸度
耐候性
用途適性
鉢植、花壇、公園・庭園、コンテナ、ベランダ
ハーディネスゾーン
病害
虫害
ハダニ、ヨトウムシ
香り
味覚
食用
毒性
アルカロイド
有用
二十四節気、七十二候
物日の関わり
日本のお祭り
動物との関わり
文化との関わり
花言葉
諺
指定植物
農林水産省品種登録番号
農林水産省品種登録品種名称
日本花き取引コード
22723
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