紫で彩るアケビnew12月の過去記事

文一総合出版

アズマシャクナゲ

ツツジ科 ツツジ属

Rhododendron degronianum var. degronianum

高さ2-5mになる常緑低木。
若い枝や葉(葉柄や葉裏)に黄褐色の枝状毛が密に生えています。葉身は長さ5-15cmの長楕円形で基部が柄に沿って流れるという特徴があります。
花は径4-5cmの漏斗状鐘形で、枝先に生じる短い総状花序に6-12個つき、花序の苞葉片は花時に脱落します。花冠は紅紫色で5中裂し、上側の内面に濃色斑があります。雄しべは10個、花糸の下半部に短毛があります。
変種として区別されるアマギシャクナゲは高さ6-7mになる高木で、若い葉の葉面は波打ち、裏面に淡褐色の圧毛がはえ、花冠はしばしば6-7裂します。また近縁のエンシュウシャクナゲは花序の苞葉片が花時に残っているという違いがあるようです。
名前 アズマシャクナゲ (吾妻石楠花) 、シャクナゲ
花咲く季節 ? 5月、6月
分布または原産地 ? 日本(本州中部)
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エバーグリーンポストでの記事 [アズマシャクナゲ]西沢渓谷のシンボルツリ-|ツツジ科ツツジ属|エバーグリーン