植物図鑑
マツバボタン
スベリヒユ属
マツバボタン
学名:
Portulaca grandiflora
〔基本情報〕高さ25cmほどになる多肉質の一年草。
茎は円柱状で、よく枝分かれして、横に這って広がります。
葉は互生する単葉で、長さ1~2cmの円柱状、葉の腋に白色の毛が多数はえます。
茎先に径3cm以上になる花を数個ずつつけます。
花は多数の葉と長い毛に包まれます。
野生種は淡い紅色~紅紫色の5弁花ですが、園芸品種では花色は多彩で八重咲もあります。
花は晴れた日に開き、昼にはしぼみます。
果実は蓋果で、熟すと蓋が外れて黒い種子が出ます。
〔栽培〕増殖は実生、挿芽によります。
発芽適温は20~25℃です。
種子は細かいのでポリポットに播いて移植するか、育てたい場所に直播きします。
高温と日当たり、水はけのよい土壌を好みます。
水やりは多湿にならないように注意し、鉢植えの場合は土が乾いてからたっぷりと与え、地植えの場合は降雨にまかせます。
施肥は元肥を施せば特に必要ありませんが、鉢植えの場合は開花期間中に週1回液肥を与えてもよいです。
病虫害は特にありません。
名前
マツバボタン(松葉牡丹)、ツメキリソウ(爪切草)、ヒデリソウ(日照草)、rose moss、ten o'clock、Mexican rose
生活型
一年草
常緑・落葉
広葉・針葉
生活様式
地生
良く似た植物
植え付け(または播種)季節
5月、6月、7月、8月
花咲く季節
7月、8月、9月
実のなる季節
葉の鑑賞期間
分布または原産地
ブラジル、アルゼンチン
形状
匍匐
草丈・樹高
250mm
葉の形
特殊
葉の生え方
互生
縁の形
葉の特記事項
花のつき方
花弁の数
5
花の色
赤、橙、黄、桃、白、複色
花径
30
花序の長さ
実の色
葉の色
緑
種苗の入手難易度
低
種苗の入手形態
種子、苗
苗の流通時期
繁殖方法
種、挿芽
日照条件
日向
水分の必要性
乾燥、普通
土の必要性
必要
土壌酸度
耐候性
耐暑性、耐乾性、非耐寒性
用途適性
グラウンドカバー、ロックガーデン、鉢植、花壇、公園・庭園、屋上緑化、コンテナ、ベランダ
ハーディネスゾーン
病害
虫害
香り
味覚
食用
毒性
有用
二十四節気、七十二候
物日の関わり
日本のお祭り
動物との関わり
文化との関わり
花言葉
諺
指定植物
農林水産省品種登録番号
農林水産省品種登録品種名称
日本花き取引コード
23530
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